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太田光11年ぶりの小説に酷評の嵐「買うんじゃなかった」「さすがに長編は厳しい」

太田光
太田光 (C)週刊実話Web

お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が11年ぶりに小説を出版し、話題になっている。

「読書家で、年に100冊を超えるペースで本を読むという太田は、これまでにも数多くの短編やエッセイなどを発表しています。2010年には『マボロシの鳥』(新潮社)を上梓し、本格的に小説家デビュー。太田のファンは新作を待ち望んでいたはずです」(出版関係者)

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新作の『笑って人類!』(幻冬舎)は、原稿用紙約1200枚という大作。架空の小国の首相が世界会議に遅刻したことでテロを免れたのをきっかけに、「言葉の力」を信じて世界を一つにするべく立ち上がる政治エンターテインメントだ。

刊行記念会見に出席した太田は、執筆の経緯を次のように明かした。

「最初は6~7年前に映画を撮ろうと思って、2年間かけてシナリオを書いたんですが、それがボツになった。諦めきれないという思いもあり、じゃあ、小説にしようと2~3年かけて書きました」

「直木賞の選考員は調べてます」

記者から「賞を狙ってますか?」と問われると、「皆さんの評価次第。直木賞の選考員は誰なのかは調べてます」とジョークを交えながらも、まんざらではなさそうだった。

もっとも、そんな太田の自信とは裏腹に、読者の反応はイマイチ。ネット上には辛らつな意見も。

《太田独特の表現もあって悪くはないけど、構成はまだまだ甘い。さすがに長編は厳しいね》

《話題になっていたので購入したが、冒頭で「買うんじゃなかった」と後悔》

《出来の悪いB級SFのような話。無理に小説書かなくてもいいのにね》

《お笑いもつまらないのに、小説はさらに…。最初からファン向けなんだろう》

前出の出版関係者が言う。

「太田は、『マボロシの鳥』を出した新潮社と〝裏口入学報道〟で損害賠償を求める裁判に発展したため、今回は幻冬舎が版元になっています。裁判では太田が勝訴していますが、あえてまた新潮社から出版するくらいの懐の深さを見せれば、もっと話題になったかもしれません」

会見ではボケを連発し、記者をケムに巻いた太田。本の内容が薄く、語るべきことがないのを一番分かっていたのは太田本人だったのかもしれない。

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