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『FNS27時間テレビ』に巨額制作費を投入!? そこまでして復活させた本音とは…

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フジテレビ (C)週刊実話Web

今年8月、フジテレビが4年ぶりに大型特番『FNS27時間テレビ』を復活させる。MCに抜擢されたのが、『千鳥』(大悟、ノブ)、『かまいたち』(山内健司、濱家隆一)、『ダイアン』(ユースケ、津田篤宏)という今、最も勢いのあるお笑いコンビ3組。しかし、『27時間テレビ』をめぐっては、かつて低視聴率と制作費削減を理由に、番組自体を打ち切ったはずだったが…。


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「今回の復活は昨年フジテレビの社長に就任した港浩一氏の英断です。昨年4月に実施した大リストラで、エース級の局員の多くが辞めてしまった。残っているのは口先だけの局員で、正直、使い物にならない。『27時間テレビ』はバラエティー番組班のみならず、ドラマや情報、報道など全部署が協力して番組を作ることで底上げにつながり、番組制作のノウハウを大幅に向上させることが可能です」(テレビ誌デスク)

系列局を救うためにも…

港社長が目標としているのが、フジテレビ系列局の救済。

「フジの凋落と共に系列局も視聴率が取れずにジリ貧状態。冗談ではなく、この数年のうちに潰れたり、他社に吸収される系列局が出てくると見られているのがフジネットワーク局なんです。今回は地方局にも協力を求めており、制作費をバラまいて人的及び金銭的なつながりを再確認することが裏テーマになっているんです」(制作関係者)

なんとフジテレビは『27時間テレビ』の制作費として、計10億円もの金額を用意しているという。

「社内貯金を切り崩して捻出したようです。ここで勝負に出ないと5年後…いや3年後にはテレビ局の体を成していない可能性があるからです。生き残りを懸けた大作戦ですよ」(事情通)

さらに、驚くことに視聴率などの目標ラインは今回、あえて設定しないようだ。

「視聴率を取るに越したことはないが、それよりも大事なのは『27時間テレビ』という一大イベントで局員同士がつながるのが最大の効果だと考えている」(同)

4年ぶりの復活は吉と出るか、それとも…。

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