人気者の周りには、自ずと人も集まるもの。しかし、「シブコ」こと渋野日向子の場合、その意味がいささか異なるようだ。
彼女の今季初戦は、南国・タイで繰り広げられた『ホンダLPGAタイランド』(2月23~26日)だった。結果は10アンダーながら27位。次戦以降の巻き返しが期待されるが、行く先々で人、人、人。海外でも、相変わらずの人気の高さを見せつけた。
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「この大会、シブコは20位で最終日をスタートしました。すでに優勝圏内から脱落していましたが、現地メディアも最後まで彼女中心で動いていました」(専門誌記者)
しかし、シブコの周りに集うのはファンやメディアばかりではない。最近は一部ゴルファーらとの〝軍団化〟が指摘されているのだ。
「実は、彼女には高校時代の1学年下にも女子プロゴルファーになった後輩がいるんです」(同)
2020年10月だった。国内下部ツアーの『山陽新聞レディース杯』で、石川怜奈が逆転優勝を飾った。石川は「シブコの後輩」としても紹介されたが、本人いわく、「ヒナコッティー」「レナ」と呼び合う仲だそうだ。
ゴルフ技術を高め合える仲間で…
ツアー中も激励のメッセージをもらうなど、〝結束〟は固いが、石川は「レナゴン」のニックネームもあるパワータイプ。強気のアプローチで攻めていくシブコとは、ゴルフのスタイルも異なる。
「また、もう一人の軍団メンバーと見られているのが妹の暉璃子で、シブコは昨年、彼女とチームを組んでインドネシアのツアーに参加していました。その後、暉璃子は国内のローカル大会に何度か出場しましたが、上位に残る成績は収めていません」(スポーツ記者)
妹はまだ大学生でゴルファーとしての真価が問われるのはこれからだが、シブコ周辺の業界関係者からはこんな声も上がっている。
「シブコは昔から友人、家族を大切にするため、軍団化してしまったのでしょう。自身のゴルフを高めるような強い選手が集まればいいのですが…」(関係者)
軍団のボスとして求心力を失わないためにも、シブコにはそろそろ優勝が欲しいところ?
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