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「僕はジャニー喜多川の愛人だった…」BBCの告発番組放送で再注目される“被害者”たちの声

ジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web

イギリスの公共放送BBCのドキュメンタリー番組放送をきっかけに、日本でも改めてジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の〝性加害疑惑〟が注目されている。

昨年11月にはアーティストのKAUAN OKAMOTOが、自身のYouTubeチャンネルで性被害にあったことを告白。喜多川氏がベッドに入ってきて、股間を触られたことや「ガッツリくわえられた」と赤裸々に明かし、話題になった。


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また、21年にも元ジャニーズJr.のメンバーが海外向けメディア『ARAMA! JAPAN』で喜多川氏のセクハラなどについて言及。「“虐待”とみなされるかどうかは分からない」と前置きをしながらも「性交があったことはたしか」と告白している。

光GENJIやSMAPも…

中でも一番過激だったのは、『SMAPへ−そして、すべてのジャニーズタレントへ』(鹿砦社)という暴露本を出版した木山将吾氏だ。

「木山氏は15歳の時に喜多川氏に見いだされ、ジャニーズJr.の一員として『桜隊予備軍』に所属。ファンから人気があったこともあり、ある日、喜多川氏から『Youを光GENJIのメンバーにする』と言われたそうですが、人間の尊厳をも破壊するかのような数々の陵辱に耐えられず、ポスター撮影やアイドル誌の取材まで受けながらジャニーズ事務所を去っています」(芸能ライター)

同書の帯には「僕はジャニー喜多川の愛人だった…」というセンセーショナルな文字が踊っている。

「木山氏は、暴露本のなかで、光GENJIだけではなく、SMAPなど他のグループも全て喜多川氏の〝洗礼〟を受けてきたと断言しています。当然、TOKIOやV6、嵐などの後発グループも例外ではないでしょう。ジャニーズファンも、こうしたジャニー氏にまつわる数々の〝疑惑〟を知らないわけはありませんが、『私の推しだけは大丈夫』と、心の中で否定しながら応援しているのです」(同・ライター)

King & Princeからの脱退とジャニーズ退所を発表した平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太らは、海外進出が実現しなかったことが退所理由の一つとされている。

Travis Japanを筆頭に、近年は海外進出にも力を入れているジャニーズ事務所だが、BBCの告発番組が放送されたことで、世界的な批判にもつながりかねない。

「日本のメディアはいくらでも黙らせることができますが、海外メディアはそうはいかない。BBCの番組は、今後のジャニーズ事務所の海外進出戦略にも暗い影を落とすことになるでしょう」(同・ライター)

ジャニー氏の影響力は、死してなお絶大と言えそうだ。

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