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『FNS27時間テレビ』関ジャニ∞村上クビでジャニーズ激怒「もう人気タレントは出さない」

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フジテレビ (C)週刊実話Web

4年ぶりに復活するフジテレビ系夏の大型特番『FNS27時間テレビ』に「違和感がありすぎる」と、テレビ業界で話題になっている。

「2017年から19年までMCを担当していたビートたけしさんと関ジャニ∞の村上信五さんが〝降板〟し、千鳥、かまいたち、ダイアンがMCに就任したのです。千鳥とかまいたちは分かるとして、ダイアンは意外すぎますよ」(他局のスタッフ)


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ベースとなる番組は『千鳥の鬼レンチャン』だというが、これにも違和感があるという。


「これまでの27時間テレビは、『笑っていいとも!』や『めちゃ2イケてるッ!』、『SMAP×SMAP』など、フジテレビさんの看板バラエティー番組をベースに制作されてきました。ところが、今回の『鬼レンチャン』は平均視聴率が1桁台ですからね。かなりの冒険になる」(同・スタッフ)

「正直、視聴率は捨てている」

しかも、MC陣を〝オール吉本芸人〟にしたことも物議を醸しそうだ。

「高額なギャラが各局で問題視されているたけしさんを外したことは理解できますが、村上さんを〝クビ〟にされたジャニーズ事務所は激怒しているそうです。しかも、オール吉本のMCだと聞いて、嵐やSnow Manのメンバーなど、人気の高い所属タレントを今回の27時間テレビには出さないと息巻いているとも。かなりのピリピリムードになっているのは確かです」(同・スタッフ)

こうなることは承知の上で、「番組の刷新に踏み切った」と説明するのはフジテレビの関係者だ。

「たけしさんと村上さんのコンビは、最初こそ話題になりましたが、どこか内容が説教臭くなったと不評で3年間で視聴率が急落。今回、27時間テレビを放送するにあたって、MCの交代は絶対条件だったんです」

今年の27時間テレビが目指すのは「地方局との連携強化」だという。

「昨年就任した港(浩一)社長が、地方局との関係性を見直そうとしていて、今年の27時間テレビは今まで以上にしっかりと協力し合って番組作りをしようとしているんです。もともと27時間テレビは、タイトルに『FNS』と銘打っているように、フジネットワークの系列局が協力して制作してきた歴史がありますからね。実は、『鬼レンチャン』をベースにしたのも、地方局のアナウンサーが参加しやすい構成にできるからだと言われています」(同・関係者)

視聴率回復のため、ジャニーズを怒らせてまでMC交代を断行したフジテレビだが、別の関係者を取材すると「正直、今回の27時間テレビは視聴率を捨てている」との声も聞かれた。

「港社長の号令ですから仕方ありませんが、系列局を全面に押し出しても数字は期待できない。もともと、港社長はとんねるずさんの番組で、ご自身を含めたスタッフのパロディー、いわゆる〝楽屋オチ〟に喜んでいた世代ですからね。FNSの身内だけが楽しめる番組になりそうで、今から不安しかありません」

「楽しくなければテレビじゃない」がモットーの同局だが、自分たちだけ楽しんでも視聴者はついてこないという厳しい現実を突きつけられるかもしれない。

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