先週号に引き続き、地区選手権の優勝者を振り返る。今週号では『関東地区選手権』、『東海地区選手権』、『九州地区選手権』の優勝戦結果を振り返ってみたい。
まずは『関東地区選手権』から。平和島で開催されるSGクラシックへ、東京支部から優勝者を出すことができるのか。その期待に応えたのは、やはりこの男だった。江戸川鉄兵こと、石渡鉄兵だ。
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優勝戦の1枠を手にすると、あとはいつもどおりに逃げるだけ。コンマ11のトップスタートから一気に押し切った。「地元なので、山田哲也と2人で盛り上げたい」とコメント。平和島クラシックは、東京支部から2人が出場することになった。
末永がデビュー3年9カ月目でGⅠ初優勝の快挙
『東海地区選手権』は、徳増秀樹がイン逃げで優勝。昨年7月、尼崎オーシャンカップの準優でフライング。その罰則規定でSGから除外されていたが、この優勝で平和島クラシックの出場権利を獲得。SG戦線への復帰が決まった。
『九州地区選手権』は、末永和也がイン逃げを決めて、デビュー3年9カ月目でGⅠ初優勝の快挙。四国地区選手権を制した中村日向に続いて、登録番号5000番台2人目の記念ウイナーが誕生した。
6地区の選手権で、すでに平和島クラシックの出場権利を持っていたのは、近畿地区の馬場貴也だけ。その他の地区は、いずれもクラシックの権利を持っていなかった選手が優勝した。
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