AKB48が、約15年所属したキングレコードから移籍することが発表された。
移籍先は、60以上の国や地域に拠点を持つ世界最大手のレコード会社・ユニバーサルミュージックグループ(UMG)の日本法人で、すでに姉妹グループのHKT48、NGT48、NMB48も所属しているが、これは事実上の「お払い箱」だという。
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「以前は、毎年恒例の『選抜総選挙』や『じゃんけん大会』が地上波のゴールデンタイムに放送され、シングルもミリオンセールスを連発する人気ぶりでしたが、人気メンバーがどんどん抜けて、お荷物に。もはやレコード会社にとって、AKBを抱えておくメリットは何もない」(音楽業界関係者)
知名度ゼロのセンター
総選挙は2018年を最後に開催されておらず、常連だった紅白歌合戦や日本レコード大賞からもまったくお呼びが掛からない。
4月26日発売の新曲(タイトル未定)が移籍後初シングルとなり、センターは本田仁美が務めるというが、一般人は本田の顔を知らないだろう。
「今回の移籍で、姉妹グループのメンバーとのシャッフルが行われ、AKBが〝再編〟されるとささやかれています。総選挙で選抜メンバーを決めていたように、各グループの選抜メンバーを16人選び、AKBとして活動。ほかのグループは本拠地の劇場を中心に活動するというプランが有力視されている」(芸能記者)
現在、AKBのメンバー以上に知名度が高いのは、バラエティー番組でブレークしたNMB48の渋谷凪咲だと言われている。
「例えば、渋谷をAKBのセンターに抜擢し、他のメンバーの対抗心をあおってグループの起爆剤にするプランなどが考えられます。総選挙を開催していた時のようなメンバー同士の〝バチバチ感〟を演出し、グループ全体の勢いを取り戻そうという戦略ですね」(同・記者)
時すでに遅し。AKBの完全終了は秒読みに入ったと言えそうだ。
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