「第65回ブルーリボン賞」が2月23日に発表され、木村拓哉と工藤静香の次女Kōki,(20)が初主演作『牛首村』で新人賞を受賞した。
「Kōki,は『牛首村』が俳優デビューでした。それなのに、いきなりの一人二役。17歳の女子高校生・奏音(かのん)と双子の妹・詩音(しおん)の性格の違いを演じ分けることができておらず、酷評されています。両親2人分の七光で話題にはなりましたが、あの演技で新人賞は〝ちょ、待てよ〟な印象です」(映画業界の関係者)
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同賞は、昨年1年間に首都圏で封切られた全作品を対象に選考しているが、ジャニーズ事務所とズブズブの在京スポーツ紙各社の映画担当記者で構成された「東京映画記者会」が主催なだけに、両親への〝忖度〟も見え隠れする。
「母親の工藤は、本気でKōki,のハリウッド進出まで夢を描いているようです。スポンサーをかき集めて『牛首村』レベルの作品に〝記念出演〟させてハクをつけたとしても、そこまででしょうね」(芸能記者)
“ゴッドマミー”の世界戦略
ブルーリボン賞の新人賞は、吉高由里子や黒木華、岡田将生、芦田愛菜、小芝風花、石井杏奈、石橋静河といったそうそうたる俳優が過去に受賞している。
「Kōki,が本当に新人賞に値するなら、次回作のオファーが殺到しているはずですよ。長女のCocomiも、フルート奏者としてデビュー直後から海外のアーティストとコラボさせたり、姉妹そろって海外有名ブランドのアンバサダーを務めさせたりしていますが、〝ゴッドマミー〟の工藤が娘たちにハクをつけさせようとすればするばほど、実力とのギャップが際立ち、一般視聴者をドン引きさせる結果になることに気づいていない。キムタクは複雑な心境かもしれません」(前出・芸能記者)
その木村も、東映70周年記念映画『THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド&バタフライ)』が失速し、さすがに人気に陰りが見えてきた。
「Kōki,とCocomiのCM契約料は2人合わせると年間3000万円を超えていると言われています。工藤にしてみれば、2人の娘を今のうちに売り込みたいのかもしれませんが、あまりに強引なファミリービジネスに拒否反応を示す〝木村家アンチ〟も急増している。戦略通りに娘たちが成功できるかどうかは木村にかかっています」(同・記者)
〝親亀こけたら皆こける〟にならないよう、木村の責任は重大だ。
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