桃の節句を目前に控え、川崎競馬では「女性」にちなんだ注目レースが続く。
まずは3月1日、地方競馬で最古の伝統を誇る古馬牝馬の重賞レース『第69回エンプレス杯』(JpnⅢ)が開催される。
JBCレディスクラシック、クイーン賞、TCK女王盃から続く冬の古馬牝馬ダート路線の大団円となる一戦。最長距離を誇るダート2100メートル、6回のコーナーを回るタフなコースで、実力のある牝馬が強さを見せつけて勝利を手にするレースとなっている。
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長い歴史を持つ本レースだが「エンプレス杯」と聞けば、名牝ホクトベガを思い起こすファンも多いだろう。ダート交流重賞となった直後の1995年、ホクトベガが見せた、2位に3秒6の大差をつけての圧勝劇(96年も連覇)。その後、97年のドバイワールドカップで、国内の牝馬として海外のダート重賞に初挑戦したが、「砂の女王」は無念にもドバイの星となった(競走中止)。
そこから24年がたち、21年の勝ち馬マルシュロレーヌが、アメリカのデルマー競馬場で行われたGⅠブリーダーズカップディスタフを勝利。エンプレス杯勝馬が初の海外ダートGⅠを制覇し、ホクトベガが次世代に託した夢を、見事に現実のものとした。
今年も圧倒的な走りを見せつけ「エンプレス(女王)」の称号を手にするのは、果たしてどの馬か。
女性騎手のプライドを懸けた熱い戦い
さて、翌2日には騎手の「女王」を決定する『レディスジョッキーズシリーズ2022』の最終戦・川崎ステージが行われる。
勝負の世界に生きる熱き女性ジョッキーが集結し、盛岡と川崎で2レースずつ、計4戦で腕を競いチャンピオンの座を争うシリーズ。
盛岡(昨年11月22日)でのポイント争いの結果は、関本玲花(岩手)が42ポイントでトップ。続いて神尾香澄(川崎)が40ポイントと、2ポイント差で続き、この2人が抜けた形となっている。とはいえ、一つ勝つと形勢が変わるポイント争いのシリーズだけに、まだすべての騎手に優勝の可能性が残っている。
女性騎手のプライドを懸けた熱い戦いから、目が離せない!
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