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EXIT兼近の小説も同じ出版社…EXILE橘ケンチの作家デビューに「誰でもいいの?」

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(画像)ViDI Studio/Shutterstock

EXILE /EXILE THE SECONDの橘ケンチ(43)が発売した小説『パーマネント・ブルー』(文藝春秋社)に、ネット上で冷ややかな声が上がっている。

小説家としてのデビュー作となった同書は、2000年代前半のクラブカルチャーが盛り上がっていた時代に、主人公の相馬賢太がダンスチームを結成し、東京へと活躍の場を広げていく青春小説。橘も大学でダンスチームを結成しているから「自伝的」な作品といっていいだろう。

発売日に合わせた取材では、こんな話も。

「書くときに頭の中に絵が浮かんでいて、それを落とし込んでいる感じでした。映像化はしたいですし、できたらうれしいですね。そうなると人選は身内になってくるのかな?」

「ライブで物販するつもり?」

早くも映像化に意欲を示しているが、ネットでは失笑を買っている。

《うーん、とりあえず書いたってだけだね。映像化? 誰が見るんだろう…》

《最初からEXILEのライブで物販するつもりだろうね。ダンスチームとか今さらすぎて…》

《水嶋ヒロの小説思い出した。本気で勝負したいなら、名前を伏せて出版したほうがいいよ》

《まーた、文藝春秋か。兼近が小説デビューしたのもここだよね。誰でもいいのかよ笑》

芸能ライターも苦笑する。

「タイミングが悪かったとも言えそうです。橘の小説が発売された時期に、ちょうどお笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、〝連続強盗犯ルフィとの接点〟を盛んに報じられ、兼近が書いた自伝的小説『むき出し』(文芸春秋社)も注目されていましたからね。芸能人が小説を書くのは珍しいことではありませんが、そのほとんどが爆死しています。橘の小説は、企画の段階で広告代理店や映画会社も絡んでいるでしょうから映像化はされるでしょうが、どこまで売れるかは未知数ですね」

ちなみに、『火花』で芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹も文芸春秋社からデビューしている。橘はメンバーの中でもかなりの読書家だとアピールしているが、又吉のように才能が認められる日は来るのか…。

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