投資ファンドへの出資を装い約200億円もの現金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課に摘発された大型詐欺事件が芸能界に波及しそうだ。
2月9日に詐欺の容疑で逮捕されたのは、投資コンサルティング会社『FRich Quest(フリッチ・クエスト)』(東京都新宿区)社長の森野広太容疑者(38)と同社社員の計8人。同社は「毎月4%の配当」などとうたって現金を集め、出資した会員に「(インド洋の)セーシェル諸島にある合同会社が運用している」などと説明していたが、合同会社の実態は無く、実際の運用は森野容疑者が仮想通貨(暗号資産)などに投資していただけだったという。
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「社員には毎月1500万円のノルマを課し、達成できれば月給が5万上がり、できなければ5万ずつ下がるシステムで、給料が0になったらクビにしていたそうです」(全国紙記者)
テレビやラジオにも出演
被害者は全国に約3300人いるとみられ、20〜30代が6割。大半の出資者に、1口100万円からの出資金を消費者金融等で借金させていたようだ。
「毎月の配当金は『お渡し会』と呼ばれる集会で手渡しされていた。こうした各種イベントには芸能人や著名人も参加していたとの情報もあり、〝広告塔〟になっていた恐れがあります」(同・記者)
ネットでは、同社と「吉本新喜劇」がコラボしたイベントのポスターが拡散されており、そこにはレイザーラモンHGやジョイマン、ひょっこりはんなどの写真と名前が掲載されている。
「森野容疑者は、テレビやラジオにも出演歴があり、元テレビ朝日の宇賀なつみアナや人気脚本家などと共演していたようですね。ただ、こうした番組は詐欺会社側がスポンサーとしてカネを出しているケースがほとんどなので、〝接点〟を報じられた側はいい迷惑だと思いますよ」(芸能プロ関係者)
こうした詐欺事件で、芸能人が〝広告塔〟として利用されるケースは後を絶たない。出資者たちは「あの人がイベントに来てるなら安心だ」と思うらしいが、今後は逆に芸能人が登壇したら疑ってかかった方がよさそうだ。
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