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JRA重賞『京都記念』(GⅡ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

ドウデュース
ドウデュース

京都競馬場が改修工事中のため、3年連続で阪神競馬場で行われる京都記念。昨年こそ3連単67万馬券の大波乱だったが、過去10年で10万超えの配当はその1回のみ。1、2番人気とも複勝率50%と決して全幅の信頼は置きづらいものの、2頭とも4着以下に敗れたのは2回しかない(両馬3着以内も2回)。軸馬を決める際は、まずはどちらかを優先候補としたい(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《GⅠ実績》
今回の出走予定馬の中で、GⅠを勝っているのはエフフォーリア(有馬記念、天皇賞・秋、皐月賞)、ドウデュース(ダービー、朝日杯FS)、キラーアビリティ(ホープフルS)の3頭。他に、ユニコーンライオンが宝塚記念2着、ウインマイティーがオークス3着の実績がある。

《血統》
阪神芝2200メートルの種牡馬成績&複勝率(2013~22年の集計)は、ゴールドシップ(ウインマイティー)が【2・0・2・7】で36.4%、ノヴェリスト(ラストドラフト)が【1・2・2・9】で35.7%、キズナ(インプレス)が【5・3・2・21】で32.3%といったところが上々のアベレージをマーク。他では、ディープインパクト(プラダリア)が【17・16・13・122】で27.4%、エピフェネイア(エフフォーリア)が【0・4・3・21】で25.0%、ステイゴールド(アフリカンゴールド、マイネルファンロン)が【6・3・3・43】で21.8%、ハーツクライ(キングオブドラゴン、スカーフェイス、ドウデュース、マテンロウレオ)が【8・5・9・82】で21.2%となっている。

《臨戦過程》
前走がGⅠだった馬が好成績。出走予定馬の前走では、有馬記念からが【2・0・2・4】(エフフォーリア、ウインマイティー、ラストドラフト)、ジャパンCからが【0・1・3・5】(ユニコーンライオン)。さらに海外GⅠからも【1・1・1・0】(ドウデュース)。いずれも、大敗から一変するパターンが珍しくないので、前走がGⅠなら着順は不問でいい。一方で、日経新春杯からは【1・0・0・18】、重賞以外からのステップも【0・1・0・13】と不振。日経新春杯組のキングオブドラゴン、プラダリア、アフリカンゴールド、条件戦を2連勝中のインプレスにとっては厳しいデータだ。

《馬場・コース実績》
阪神芝で重賞勝ちがあるのは、ドウデュース(朝日杯フューチュリティS)、アフリカンゴールド(京都記念)、ウインマイティー(マーメイドS)の3頭で、ユニコーンライオンは、同コースの宝塚記念で2着。

《厩舎》
京都記念の過去10年の集計では、キングオブドラゴンとユニコーンライオンの矢作芳人厩舎が【1・2・2・3】と好成績。他ではスカーフェイスの橋田満厩舎が【0・1・1・2】、ドウデュースの友道康夫厩舎が【0・0・2・3】と、複数回の馬券圏内がある

馬券は◎と○から3連単マルチで勝負!

◎はドウデュース。凱旋門賞は大敗したが、極端に重い馬場で参考外。海外帰りの馬も実績があるレースで、ここは復活劇に期待。○はウインマイティー。前走の有馬記念は5着のエフフォーリアと0秒3差の6着。自身も血統的にも好相性の阪神なら逆転がある。配当面の妙味も十分だ。▲はエフフォーリア。実績は上位だが、昨年の3戦が強豪相手とはいえ⑨⑥⑤着と物足りない。立ち直れば勝っても不思議はないが。△は復調気配のGⅠ馬キラーアビリティと、底力あるユニコーンライオン。馬券は、◎から印各馬への馬単と、1着◎、2着○から3着を各馬へ流す3連単マルチで勝負!

《結論》
◎ドウデュース
○ウインマイティー
▲エフフォーリア
△キラーアビリティ
△ユニコーンライオン

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