2月7日に新潟県糸魚川市の海岸で大量の「イワシ」が打ち上げられているのが発見された。
「イワシは、幅約200メートルにわたって打ち上げられており、このうち50メートルほどは波打ち際を埋め尽くすほどでした。県は、漂着したイワシは食べないよう注意喚起し、8日朝からは委託された業者がイワシの回収作業を始めています」(地元関係者)
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— 新潟日報ニュース (@niigata_nippo) February 8, 2023
地元では、「海流の蛇行」や「イルカに追い詰められたのではないか」などの説が上がっているようだが、詳しい原因は分かっていない。
ダイオウイカやクジラも
そんな中、一部の地震研究者からは大地震の発生が心配されている「糸魚川―静岡構造線」との関係を指摘する声も上がっている。
「糸魚川―静岡構造線断層帯は、新潟県糸魚川市の親不知付近から長野県の諏訪湖を通って、静岡県の安倍川付近に至る大断層線で、日本列島を南北に縦断する大地溝帯『フォッサマグナ』の西端に位置します。歴史書を紐解くと、この地では762年に大地震が発生していますが、以降1261年間は大きな地震は記録に残っていません。今回のように、魚などが海岸に大量に打ち上げられることと地震の因果関係は科学的に明らかになっていませんが、イワシがなんらかの地殻変動を敏感に感じ取ってパニックになった可能性も否定はできません」
ネット上にも地震発生を心配する声が多い。
《フォッサマグナかなりヤバいな。イワシの打ち上げは大地震の兆候かもしれない》
《最近、ダイオウイカやクジラの打ち上げも頻繁に見られる。近いうち地震が発生しなければいいが…》
《たしか以前、北海道でもイワシが大量に打ち上げられた後、地震があった。やばいかもしれない》
昨年2月には青森、3月には福島でイワシが大量に打ち上げられ、その後、福島で震度6強の地震が発生している。
トルコでも2月6日にマグニチュード7.8の大地震が発生したばかりとあって、地元住民の間には不安が広がっているという。
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