1月13日に公開される竹野内豊の主演映画『イチケイのカラス』。6日に都内で行われた完成披露試写会には、竹野内と、共演の黒木華、斎藤工、山崎育三郞、西野七瀬、田中みな実、尾上菊之助、向井理、小日向文世ら豪華キャストが登場した。
2021年4月からフジテレビの月9枠で放送されたリーガルサスペンスドラマの劇場版。竹野内は、「本当にぜいたくな映画ができたなと実感しております。スケール感がとても大きくなって、豪華なキャストに支えられた」と自信をのぞかせ、続編について聞かれると、「ぜひ楽しみにしたい」と笑顔を見せていた。
「ドラマ版の舞台は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)だったが、劇場版は岡山に舞台が変わっています。それでも、小日向らイチケイでおなじみのキャラクターたちはそのまま出演。ところが、1人だけキャストから外されてしまっているんです」(芸能記者)
「リーガルものには出しにくい」
外されたのは、ドラマ版でイチケイの書記官役を演じた新田真剣佑だ。ドラマ版では、それなりに出番も多かったはずだが…。
「ガーシー砲の影響でしょうね。昨年の春先に、NHK党のガーシー議員から、金や女性絡みのスキャンダルをさんざん暴露されてしまいましたから。リーガルサスペンスドラマには出しにくいという判断なんだと思います」(同・記者)
海外での活動を本格化させるため、21年4月に国内の所属事務所を辞めて渡米した新田。Netflixで配信予定の『ONE PIECE』に主要キャストで出演することが決まり、漫画『聖闘士星矢』をハリウッドで実写映画化した『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』でも主演をつとめるなど、順調に海外での仕事をこなしていたが、ガーシー砲の内容があまりにも衝撃的だったため、国内ではキャスティングされにくい状況に陥ってしまっているというのだ。
「対照的なのが、弟で俳優の眞栄田郷敦です。郷敦は、昨年放送された『エルピス—希望、あるいは災い—』(フジテレビ系)の演技が評価され、8日からスタートした『どうする家康』でNHK大河ドラマにも初出演。武田信玄(阿部寛)の後継者・武田勝頼役を演じることが発表されています」(同・記者)
ガーシー議員は、新田に関するさらなる暴露も予告している。今年も新田にとっては試練の年になりそうだ。
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