元横綱・朝青龍(ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏)の苦言ツイートに対し、「部外者の出過ぎた行為」などと非難声が上がっている。
ダグワドルジ氏は1月14日、大相撲初場所5日目のさなかに自身のツイッターで、《稽古場優しすぎる! 甘えている! 舐めている!》《ヘタクソ!》と怒り爆発。《皆弱い! 客に失礼!!》《新年初場所! 何か考えることないの? 若々しく動きなし! 土俵に上がるな! 失礼!》と、連続投稿。興奮しているのがアリアリだった。
「年の初めの場所なのに白鳳、鶴竜の2横綱が休み。実際2人とも休んでばかりなので、怒る気持ちも分からないでもありません」(相撲ライター)
綱取りのかかっていた大関・貴景勝は、何と初日から4連敗を喫して早々にジ・エンド。何とも寂しい場所だが…。
「まあ一番の〝戦犯〟は鶴竜でしょうね。場所前にケガで早々の休場。白鳳は出る予定でしたが、新型コロナ感染で急きょ休場。白鳳は仕方ないにしても、鶴竜はヒドい。最初から出る気がなかったのではと思うほど」(同・ライター)
鶴竜は昨年の夏場所を途中休場して以来、4場所連続休場。2017年からは六度目の全休だ。
「大相撲は年6回の場所。17年から数えて1年分休んだことになります。途中休場を入れたら、半分ぐらいしか出ていない。横綱の責務を果たしていません」(同)
朝青龍は今も“品格”がない!?
もちろん、ダグワドルジ氏はモンゴル力士も批判している。「モンゴル軍団 弱すぎる 笑笑」と、やや茶化し気味だ。
「叱咤の意味なら、鶴竜についてはもっと厳しく強く言うべき。鶴竜は来場所、引退がかかる場所として協会から通告を受けています。将来、親方を目指す上で必要な日本国籍も取得したことだし、もういつ引退してもいい状態になった。そこまでズルズル引っ張った鶴竜の粘り勝ちとも言えますね」(同)
ダグワドルジ氏、つまり朝青龍も、それほどの批判を口にできる立場かというと微妙だ。かつて彼は土俵上で対戦相手を威嚇、勝てばガッツポーズ、負けると異常な悔しさを見せ、協会からその〝品格〟を何度も注意された。
「品格、品位というのは日本独特のもので、朝青龍はとうとう分からずじまいだった。勝つことが品格だと勘違いして、2010年に30歳という最盛期に暴力事件を起こし、引退に追い込まれました。ツイッターを読む限り、品格を今も理解していない感じ」(スポーツ紙記者)
勝ちまくる、休みまくる、辞めてもほえる…モンゴル勢にはもうコリゴリ!?
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