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趣里“親の七光り”を封印した女優人生『朝ドラ』30代で大抜擢の裏事情

Mix and Match Studio
(画像)Mix and Match Studio/Shutterstock

芸能界で一目置かれているのが女優の趣里。来年秋に放送されるNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインの座をオーディションで掴んだのだ。

「2006年の『芋たこなんきん』では47歳の藤山直美、18年の『まんぷく』では32歳の安藤サクラ、19年の『スカーレット』は31歳の戸田恵梨香が、それぞれ30歳を過ぎてからヒロインを務めているが、何の後ろ盾もなく32歳という年齢でヒロイン役を勝ち取ったのは趣里だけなんです」(芸能プロ幹部)

今回のオーディションには、実に2471人もの女優が志願していたという。

「趣里がすごいのは、これまでの芸能活動において一度たりとも両親の名前を出したことがないこと。20歳のときにも内緒で『3年B組金八先生ファイナル』のオーディションを受け、見事、中学生役を勝ち取っているんです」(事情通)

両親に捧げる夢とは…

趣里の両親といえば、父親は俳優の水谷豊、母親は元『キャンディーズ』で女優の伊藤蘭という芸能界のサラブレッドだ。

「親に干渉されることが嫌だったそうです。なんでも小学生のころに授業参観に両親2人が来たことで、出自がバレていじめにあったそうなんです。以来、趣里は自分の実力のみでやってきたんです」(事情通)

親に反発しながらも、同じ俳優という道を選んだ趣里。当然だが、水谷と伊藤の2人は、愛娘をそっと陰から見守り続けたという。

「趣里の仕事が決まると、必ず現れるのが水谷と伊藤。趣里には内緒であいさつに来るそうです」(同)

そんな趣里にとって、ある夢があるという。

「水谷と伊藤の金婚式に向けお金を貯めているんです。現在、2人は結婚33年目。世界一周旅行をプレゼントするために1000万円を目指して貯金しています。NHKの朝ドラは1本10万円〜、民放ドラマは100万円〜です」(芸能プロ関係者)

NHKは貢献度がものをいう世界。親の名前を出せば違うのだが…。

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