地方競馬最古の重賞競走『第73回全日本2歳優駿』(JpnⅠ)が12月14日、川崎競馬場にて開催される。
戦後間もない1950年に創設。第1回から全国の地方馬に出走を認め、交流戦の先駆けとなったレースでもある。
また、2017年よりアメリカのケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の対象競走に指定され、18年からは国際レースとして施行されている。
歴代の優勝馬も、1997年アグネスワールド、99年アグネスデジタル、2002年ユートピアのように、後に海外重賞を制するなど国際的に活躍したJRAの名馬をはじめ、地方競馬からも00年トーシンブリザード、06年フリオーソ、09年ラブミーチャン、13年ハッピースプリントなど、その時代をけん引したトップホースの名前がずらりと並ぶ。紛れもなく、2歳ダートのチャンピオンレースだ。
JRA勢がやはり優勢だが、ここ10年で地方競馬からも2013年ハッピースプリント、19年ヴァケーション、20年アロンバローズの3頭が優勝している上、JRA勢が1〜3着を占めたのは2回のみ。JRA勢から馬券検討を始めるのが定石だが、地方馬も決して侮ることはできない。
若手騎手16人の頂上決戦!
さて、若駒たちの戦いのあとは、若い騎手たちの頂上決戦『ヤングジョッキーズシリーズ』のファイナルラウンドが、16日に名古屋競馬場、17日にJRA中京競馬場にて行われる。
JRAと地方競馬の枠を超え繰り広げられる若手騎手の交流戦。JRAからは24人、地方競馬からは38人の合計62人の若手騎手の中から、計12場24戦のトライアルレースを勝ち上がってきた16人(地方競馬、JRA各8人)が、このファイナルラウンドにて熱い火花を散らす。
地方競馬からは及川烈(浦和)、野畑凌(川崎)、木間塚龍馬(船橋)、大木天翔(大井)、大山龍太郎(兵庫)、金山昇馬(佐賀)、浅野皓大(愛知)、加茂飛翔(佐賀)の8人が進出。5年連続で地方騎手がチャンピオンの座を手にしているが、今年もその牙城を守ることができるか、注目したい。
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