お笑いコンビ『TKO』の木本武宏が、7億円投資トラブルに巻き込まれ、公の場から姿を消して3カ月。木本は被害者への返済を模索しているそうだが、トラブルの首謀者でアパレル会社元社長・Mの被害者の1人と目される芸能プロのK社長が、11月上旬に山梨県・河口湖畔で不審死していたことが発覚した。
「自称FXトレーダーのAと不動産投資を持ち掛けたMを信用した木本は、投資話に加担した。2人に渡った約6億円のうち1億6000万円は返済されたが、残りは昨夏に『返済する資金がない』という内容証明をMが送りつけて以降、木本はMと連絡が取れなくなったため、記者会見を開けないまま現在に至っています」(女性誌記者)
投資トラブルの事情を知る芸能関係者が続ける。
「どうも木本の投資トラブルは、芸人仲間や少数の一般人を巻き込んだレベルの話ではないようです。実態のない不動産投資話を持ち掛けたMらの著名な被害者としては、『平成ノブシコブシ』吉村崇や『バイきんぐ』小峠英二。他にも面識のない浜崎あゆみの名前を利用していた。何人もの被害者が警察に相談していますからね。詐欺事件に発展するのではと見られています。一時は元祖ハーフタレントのマリアンの次女で人気モデルのAmiがMと海外逃亡したという噂も流れたんです」(芸能ライター)
想像以上の被害額…
その後、Amiは日本で目撃され、親しい知人にはMとの関係を否定している。
「Mはアパレル会社を立ち上げたことをきっかけに、芸能関係者とパイプが広がった。Amiとも芸能の仕事を通じて知り合ったようです。Amiは、お笑いタレントの楽しんごのマネジャーだったK氏が4年前に設立した芸能事務所に所属していたんです」(同)
実は、11月上旬に河口湖畔で不審死として発見されたのが、K社長だったのだ。
「生前、K社長はMに海外の不動産投資目的で3億円を預け〝俺も被害者だ〟と話していました。K社長が金銭トラブルに追い込まれていたのは間違いありません」(スポーツ紙記者)
ちょうどAmiが日本で目撃された頃、1億円近い被害を被ったノブコブ吉村に対し、Mが連絡を取りたいとして吉本興業側に電話をかけてきたという。
「投資トラブルの被害額は最終的に30億円を上回るのではないかと見られています。Mは詐欺罪にならないために吉村に連絡してきたんだと思いますが、弁護士を通してくださいと断りましたよ」(吉本関係者)
「予想以上に被害額が大きいことから、黒幕がいるとみられている。その人物の名前も挙がっているが、立件するには時間が掛かりそうです」(事件記者)
投資トラブルは底なしだ。
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