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わくわく『地方競馬』情報~名古屋グランプリ/勝島王冠

わくわく『地方競馬』情報 
わくわく『地方競馬』情報 (C)週刊実話Web

名古屋競馬場では12月8日、『第22回名古屋グランプリ』(JpnⅡ)が開催される。少し早いが、名古屋競馬においては今年の総決算となるビッグレースだ。

距離は第1回から第21回まで交流重賞としては最長の2500メートルで行われていたが、今年から競馬場移転に伴い2100メートルで実施される。これで交流重賞のコース最長は、ダイオライト記念(2400メートル)となり、名古屋グランプリは、川崎記念などと並び2番目の施行距離となった。

このレースはJRA勢が圧倒的に強く、第1回のミツアキサイレンス(笠松)以来、地方馬の優勝がない。

2着は2006年のレッドストーン、3着は07年のチャンストウライと16年、17年のカツゲキキトキトだけで、21年間で3着までに入った地方馬は4頭のみ。2500メートルという距離も影響していたはずで、距離変更がどのように影響するか注目したい。ただし、今年も中央勢からは豪華な顔触れが名乗りを上げてきた。

地方・中央で圧倒的実績を持つクリンチャー(牡8)、関東オークス、ブリーダーズゴールドカップを勝ち、JBCレディスクラシックでも2着と勢いのある3歳牝馬グランブリッジ(牝3)、同じ2100メートルの交流重賞・白山大賞典(JpnⅢ)を勝ったばかりの実績馬ケイアイパープル(牡6)、JBCクラシック3着のペイシャエス(牡3)など、実績も勢いもあるメンバーだけに、ハイレベルな戦いになることは間違いない。

“好調キープ”の馬が狙い目!

そして同じく8日には、年末の大一番を目指す南関東のトップホースたちのハイレベルな一戦『第14回勝島王冠』(SⅡ)が大井競馬場で開催される。

18年、19年を連覇したモジアナフレイバーは、18年の東京大賞典を地方馬再先着の3着、20年勝馬のカジノフォンテンも同2着と確実に成績を残している。基本的には好調をキープしている馬が続けて上位にくることが多い。昨年の覇者コズミックフォースは、今年に入ってから目立った活躍こそなかったが、前走・盛岡『岩手県知事杯OROカップ』では、久々の芝コースで2着と復調をアピール。勝島王冠連覇にも意欲満々で、出走表に名前があった場合は注意が必要だ。

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