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日テレ、大晦日の視聴率は今年も惨敗確定!? 局内の若手は“守りの姿勢”反発か

日本テレビ
日本テレビ (C)週刊実話Web

日本テレビは昨年に続いて、今年大晦日も『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』の放送を見送ることを決断。代替え番組として7時間半に及ぶお笑い番組『笑って年越したい!!笑う大晦日』を生放送する。

司会は東野幸治、ナインティナインが務め、昭和芸人と平成・令和芸人がプライドを懸けてネタで勝負を繰り広げる。

昨年、『絶対に笑ってはいけないシリーズ』の代替え番組として、やはり7時間半に及ぶ『笑って年越したい!!笑う大晦日』を生放送したものの、番組視聴率は惨敗。11年連続で死守してきた民放トップの座をテレビ朝日の『ザワつく!大晦日一茂良純ちさ子の会』に奪われてしまった。

「昨年の『笑う大晦日』は世帯視聴率7.2%。『ザワつく!』が12.1%。大晦日の民放勢力図を大きく塗り替える結果となった」(テレ朝関係者)

今年の大晦日も業界関係者の間では、すでに下馬評が出ている。日テレとテレビ東京が最下位争いを繰り広げ、最後はテレ東が逃げ切るというものだ。

「民放各局のラインアップは、テレ朝『ザワつく!大晦日』、TBS『THE鬼タイジ』、フジテレビ『逃走中』、テレ東は『年忘れにっぽんの歌』と『孤独のグルメ大晦日SP』が放送される」(芸能プロ関係者)

直近の利益を守るか未来に期待か…

まだ結果が出ていないにもかかわらず、日テレは来年度の大晦日に向けた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』の制作スタッフを招集し、番組復活に向けた調整と企画会議を進行させているというから用意周到。

「日テレが必死になる理由は『笑ってはいけない』はHulu配信やDVD化で30億円の純利益を生み出すからです。Huluの加入者は日を追うごとにネットフリックスやアマゾンに奪われジリ貧状態。DVDを販売するグループ会社のバップは『笑ってはいけない』の売り上げで会社の利益が出ており、今年度も発売できないと経営的にヤバい状況に追い詰められてしまう」(事情通)

そうした苦しい状況にある中、日テレの若手クリエーター陣からは真逆の意見が飛び出していた。

「番組を打ち切り、若手が中心となってZ世代の芸人らを軸にした新たなお笑い企画番組を準備しようという意見です。確かに、過去の成功事例に乗っかっていたら楽ですが、物事には必ず終わりがある。守りに入ったら負けです。いつの間にか日テレが守りの姿勢に入ってしまったことへの反省を促す意見が、若手から出てきた」(関係者)

来年、『絶対に笑ってはいけないシリーズ』は復活するのか。笑ってはいけない。

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