日本テレビ不動のエースといえば水卜麻美アナ。女子アナには珍しい〝食いしん坊のぽっちゃり〟キャラを定着させた人気者だ。しかし、ここに来て彼女にも不穏な情報が浮上している。
「最近、何だか表情が険しくなったと評判なんです。以前はいつも丸々とした顔でニコニコ。ところが、このところカメラが回っていないときは不機嫌で、手際が悪いスタッフには『あなたッ! どうして』と露骨に怒ることもあるというんです」(日本テレビ関係者)
現在、水卜アナは朝5時50分から始まる情報番組『ZIP!』にMCで出演中。
「『ZIP!』はフジテレビの『めざましテレビ』と視聴率のトップを争っていますが、2位が定位置。水卜アナは巻き返しのために起用されたものの、なかなか『めざまし――』に勝てないのが現状です。基本、水卜アナが1人で番組を回している。不満があっても当然で、かなりストレスがタマっているはずです」(女子アナウオッチャー)
となると独立も考えられるところだが、その可能性は低い。彼女自ら「会社がいやすい」「今後もいたい」と否定しているからだ。
「ただ、若手が続々と成長しているだけに、いつまでも安泰ではいられない。今後、世代交代で管理職に昇進すれば内勤部署に異動となるため、今までのように大食い企画や、スタジオで豊満を揺らしながらバカ笑いすることもできなくなる。そうなったとき、彼女はフリーを選択するかもしれませんね。局内に気になる男性がいるという情報もあるだけに、独立の可能性はゼロじゃないですよ」(前出の日テレ関係者)
そんな水卜アナを横目に巻き返しを狙っているのが笹崎里菜アナ。10月3日放送からリニューアルされた情報番組『バゲット』のMCに抜擢されたのだ。
「入社7年半にして初となるMCに、本人もかなりのやる気を見せています。何でも、局内でMCを伝えられたときは、その場で泣き崩れてしまったそうです」(女子アナライター)
“激震”に見舞われた笹崎アナ
女子アナとしては、まさに〝遅咲き〟の笹崎アナ。その理由は入社時にあった。
「2014年、日テレの内定後に知人が経営する都内のクラブでホステスとしてアルバイトしていたことを自己申告したんです。それが後になって問題視され、まさかの内定取り消しに。納得がいかない笹崎アナは、日テレを相手に裁判を起こしたんです。最終的には日テレが折れる形で和解が成立し、晴れて入社したわけです」(芸能ライター)
そんな笹崎アナ、今回のMC抜擢で今後は順風満帆な女子アナ生活を送れるようになるかと思いきや激震が襲う。何と、来年3月いっぱいをもって『バゲット』を終了することが11月11日に発表されたのだ。
「まさに天国から地獄。前任の尾崎里紗アナが産休に入ることで笹崎に白羽の矢が立ちましたが、おそらく初めから3月いっぱいでの終了を見越した人事だったのではないでしょうか。ネット上でも〝笹崎アナがかわいそう〟〝日テレの笹崎に対する恨みは消えてなかった〟といった書き込みであふれています」(前出の日テレ関係者)
だが、これまでさまざまな修羅場をくぐってきた笹崎アナは、そう簡単には屈しないという。
「仕事に対する姿勢は、局内では一番ともっぱら。入社の経緯が酒絡みだったこともあり、今は飲みに誘われても断っているそうです。さらに群れるのを嫌ってか『水卜会』にも入っていません。もちろん異性スキャンダルなど、全く聞こえてこないんです。彼女は、今回の一件で潰れるようなメンタルではない」(同・関係者)
そうした中、聞こえてきたのがプライドを懸けた逆襲。今回、『バゲット』とともに終了が発表されたのが『スッキリ』。これを最大のチャンスと切り替えているという。
「『スッキリ』のサブMCといえば、次期エースと囁かれている岩田絵里奈アナ。17年続いた番組の最後の女子アナという汚点は今後の活動にも影響を及ぼすのは確実。笹崎アナは、たった半年間のMCのため、今後の活動にそれほど影響はない。つまり、ライバルが1人減るということです」(前出の芸能ライター)
“NHKっぽさ”がいいと評判の市來アナ
もともと〝いわくつき〟で入社した経緯があるだけに、もはや失うものはない。
「来年春までの間、さまざまなアピールで人気を上げようとしているそうです。もちろん、自慢のボディーを武器に、ミニスカや胸元が大きく開いた衣装でのセクシーパフォーマンスもあるはずですよ」(同・ライター)
日テレからはもう1人。岩田アナと同期入社で、ニュース枠で、将来のエースが確実視されているのが、元『乃木坂46』の市來玲奈アナだ。彼女は現在、女優として活躍している白石麻衣と同じ1期生。しかし、早稲田大学に進学することを理由に、わずか3年でグループを卒業。その後、タレント活動を経て、18年に日テレに入社した。
「非常に要領がいい女性。そのまま乃木坂に残っていたら人気者になっていたかは分からない。賢い選択をしたと思います」(同)
日テレに入社後は、まさにエリート街道まっしぐら。夜ニュースの看板番組『news zero』のお天気担当を経て、夕方ニュースのトップ『news every.』のサブ司会に異動。木・金曜を担当している。
「彼女のアナウンス能力は高く評価されています。元アイドルなのに、白い歯を見せることなく淡々と原稿を読む。しかも、どこかNHKっぽくて聞きやすいと、とても評判がいいんです」(前出の女子アナライター)
現在、『――every.』は藤井貴彦アナがMC。市來アナの他、サブ待遇は3人いるが、市來アナがMCに次ぐメインの進行に昇格する可能性があるという。
「日テレは30歳を過ぎても十分働ける会社です。だから、先輩たちにとっては市來アナの厚遇が捨て置けない。しかも彼女は今でも乃木坂の名前を使用できる。音楽番組に出るときは共演したりもする。乃木坂時代には、追っかけと交際していたなんて疑惑もありますが、そんな話も慌てず騒がずスルー。ただ、先輩には妬ましい存在だけに、今後、熱愛スキャンダルの内部リークが怖いですね」(前出の日テレ関係者)
何はともあれ、女子アナ世界の一寸先は闇だ。
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