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視聴率「惨敗」木村拓哉『教場』は『逃げ恥』に負けて続編打ち切り!?

Golubovy / Shutterstock

木村拓哉主演で1月3日、4日に放送されたフジテレビの特番ドラマ『教場Ⅱ』が、予想外の不振に終わった。3日が平均視聴率13.5%、4日が13.2%だった。

「フジテレビとしては、視聴率20%が目標でした。前宣伝もガンガンやった上に、木村自身がバラエティー番組に出てドラマを前宣伝。関係者も相当、ガッカリしたようです」(芸能記者)

昨年の1月4日、5日には1作目の『教場』を放送。それぞれ15.3%、15.0%と、いきなりの大ヒットを記録。そのため年末の12月29日、30日には1作目の再放送『教場SP編集版』まで放送されたほど。

「直前まであおったのに、結果、『教場Ⅱ』は1作目に比べ視聴率2%近く下落。お世辞にも成功とは言い難い」(テレビ雑誌編集者)

同じく新年ドラマ、1月2日に放送された新垣結衣主演の『「逃げるは恥だが役に立つ」ガンバレ人類!新春スペシャル!!』(TBS)は、視聴率15.5%をマーク。

「〝逃げ恥〟はほとんど宣伝らしい宣伝もなし。でも視聴率の差は歴然。木村は惨敗でしょう」(同・編集者)

木村拓哉のハマリ役だったのに…

ドラマで木村は、警察官になるための警察学校(教場)の教官・風間公親を演じた。適性のない生徒には〝退校届〟を突き出し、容赦なく追い出す冷徹教官だ。

「前作は、生徒を辞めさせる血も涙もない姿が、妙な共感を得た。もともとブスッとした演技しかできない木村にハマリ役でした。つまり〝木村棒演技〟が最高の売り物でした」(ドラマライター)

ところが、今作『教場Ⅱ』は、完全に期待を裏切った。

「生徒の忍野めぐみ(福原遥)には恋愛感情を感じさせる、表面上だけ厳しい教官。やたら生徒に個別に接するし、セクハラ&パワハラ教官です」(同・ライター)

何よりストーリー全体がメチャクチャ。

「入校同期とはいえ、年下の生徒が年長者の生徒に暴力を振るい退校。忍野に同性愛感情を抱く女子生徒も退校。他方、遅刻の常習者で精神不安の生徒は卒業。備品を盗み爆弾を作ろうした生徒も卒業。風間は副教官・田澤愛子(松本まりか)には死んでもおかしくない行為を訓練で強要。とても教官とは思えない。風間自身が免職にされてもおかしくないんです」(同)

来年の『教場Ⅲ』も決定だとか。これいかに。

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