睡眠薬などの影響で「運転が困難な状態」にもかかわらず車を運転したとして、警視庁が11月2日にお笑いコンビ・インパルスの堤下敦を道路交通法違反(過労運転等)の疑いで書類送検した。
堤下は、6月14日午後2時15分ごろ、東京都世田谷区内のコンビニエンスストアで駐車場から出ようとした際、地面に置かれていた看板に接触。直後に右折し、車道に出てからも道路脇のガードパイプに接触したのだ。
調べに対し、堤下は「当日朝に睡眠導入剤を飲み、眠気を催していた」と供述。世間の批判を浴びた。
「堤下は、2017年6月14日にも睡眠導入剤の影響で正常な運転ができないまま運転して事故を起こし、略式起訴処分を受けています。さらに、その4カ月後の10月にもゴミ収集車に追突する人身事故を起こし、吉本興業から『無期限謹慎処分』を受け、芸能活動を1年間休止。運転免許取り消しの処分を受けたが、2年後に再取得していたんです」(スポーツ紙記者)
起訴を求める「厳重処分」の意見付き
堤下の交通事故はこの5年で4回にものぼり、これまでは略式起訴で罰金刑となっていたが、今回は検察に起訴を求める「厳重処分」の意見を付けているという。
ネット上には厳しい声も。
《復帰を楽しみにしていたけど、もはや引退するしかないかもなぁ。自業自得とはいえ本当に残念》
《相方の板倉がかわいそう。さすがに今回は起訴まったなしか》
《堤下の事故がニュースになるたび、板倉のことが心配になる。もうピンでやっていったほうがいいかもね》
《堤下いよいよ吉本解雇か。そのまま芸能界引退するしかないだろうなぁ…》
前出のスポーツ紙記者が続ける。
「今回の事故の直後には、いち早く芸能活動自粛と免許の自主返納を表明していましたが、起訴されたら吉本興業も解雇を検討するかもしれません」
万が一、解雇された場合に〝セーフティネット〟になりそうなYouTubeチャンネルは、登録者数約41万人と好調だったが、6月の事故以降、更新されていない。
「ほとぼりが冷めた頃に再開できたとしても、もう堤下では笑えないという事態になりかねない。それに、その頃には忘れ去られている恐れもある。いずれにしても堤下は芸人として崖っぷちに立たされていることだけは間違いありません」(同・記者)
堤下の復帰を楽しみにしていたファンにとっては、残念な結果が待ち受けているかもしれない。
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