10月31日に滝沢秀明副社長が突然の退任発表となっていまだ激震の走るジャニーズ事務所。現在、その稼ぎ頭といっても過言ではないのが、9人組アイドルグループの『Snow Man』だが、その立ち位置も危うくなりそうだ。
彼らは2020年に滝沢氏プロデュース初のグループとして『SixTONES』とともにデビューし、年内12月まで8都市35公演の全国ツアー中だ。その間、TBS系の冠レギュラー番組『それSnow Manにやらせて下さい』の収録やソロ活動をこなすなど、フル稼働の毎日だ。
「アイドルとしての仕事のほか、俳優業でもオファーがひっきりなし。特にイケメンの目黒蓮が出演するフジテレビ系ドラマ『silent』は社会現象になるほどの人気ぶりです」(芸能ライター)
『SixTONES』とともに、CDデビューを果たした『Snow Man』。彼らは当初、ライバル的存在だった。
「特にファン同士がバチバチの関係でした。CD売り上げやファンクラブの会員数を競って、ネット上で激闘を繰り広げるなど日常茶飯事。しかし、気がつけばSnow Manが完全に、頭一つ飛び抜けてしまいましたね」(音楽業界関係者)
今年の活動は目を見張るばかり。3月には、グループで主演を務める、人気アニメの実写版映画『おそ松さん』が公開されて大ヒット。9月にリリースされたセカンドアルバム『Snow Labo.S2』もミリオンセラーを記録。さらに10月25日に世界的ジュエリーブランド『ティファニー』の日本アンバサダーへの就任が発表されるなど、勢いはとどまるところを知らない。
稼ぎ時だが年齢が懸念される
しかし、その躍進こそ事務所幹部の猛烈バックアップのたまものだという。
「彼らのデビューの立役者である滝沢秀明前副社長がSnow Manを好き過ぎて、ファンの間ではお気に入りの〝オキニ〟ならぬ〝タキニ〟と言われていました」(テレビ局関係者)
ただ今後、滝沢氏の退任で体制が変わる可能性もありそうだ。
「ツアーの公演は1日2回で超過酷。メンバーたちが明らかに疲労感をにじませています。メンバーたちの平均年齢は20代後半と決して若くない。このままだと過労死する人間も出てくるのではないかとささやかれています」(同)
芸能界も働き方改革を断行しないと、数年後には誰もいなくなっているかも!?