いまテレビ界において話題を独占しているのが、元NHKアナで現在はフリーとして活躍する神田愛花だ。
『スッキリ』(日本テレビ系)のコメンテーターとして隔週月曜に出演する傍ら、来年1月からスタートする平日昼帯の新情報バラエティー『ぽかぽか』(フジテレビ系)のMC陣の1人に、お笑いコンビ『ハライチ』(岩井勇気、澤部佑)と共に抜擢されたのだ。
『ぽかぽか』は12月いっぱいで終了が発表された情報番組『ポップUP!』の後継番組。ハライチはともかく、神田の起用には多くの業界関係者が驚いたという。月曜日において〝被り〟が発生するからだ。
「『ぽかぽか』は現在のところ12時スタート予定。少なくとも、月2回は月曜日の『スッキリ』が終わって『ぽかぽか』に出演することになる。『スッキリ』が終了するのが、午前10時25分。汐留からフジテレビのあるお台場まで移動したら、最低でも45分掛かってしまう。衣装の着替えやメイクは車中で行うとして、問題はスタッフやハライチとの打ち合わせです。まさにギリギリなんです。もしも、途中で事故渋滞などに巻き込まれたら、絶対に間に合わない」(事情通)
さんまや松本の強い推しで
そんなリスクを賭してまでフジテレビが神田を起用した理由は、大物芸人も舌を巻く話術に惹きつけられたから。フリーアナでありながら女芸人顔負けの話術が、バラエティー番組関係者の間で高い評価を受けているという。
「明石家さんまや松本人志も一目置いています。さんまは日テレの『踊る!さんま御殿!!』に神田が出演した際、披露したアントニオ猪木のモノマネがお気に入り。以来、スタッフに『神田、ええんちゃうの』としきりに口にする。松本に至ってはフジの『IPPON女子グランプリ』のはっちゃけぶりをかなり高評価しているんです」(放送作家)
今回、神田が『ぽかぽか』のMCに抜擢されたのも「さんまや松本の強い推しがあったから」とさえ言われているのだ。さらに、最後の決め手がリーズナブルなギャラにある。
「1本3〜8万円でバラエティー番組は出演可能です。『ぽかぽか』でさえ、1本15万円だそうです」(前出・事情通)
神田がここまでギャラを下げられるのは、夫で人気お笑いコンビ『バナナマン』日村勇紀の存在があるからに他ならない。
「2人はいまだに新婚のようにラブラブです。神田の話術が飛躍的に伸びたのも、2人が趣味にしている大喜利の賜物。大笑いさせた方が勝ちというルール。夜の営みを賭けてバトルを展開しています」(同)
神田のブレークは始まったばかりだ。
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