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木村文乃の過激な濡れ場も!? 『七人の秘書』に課せられた重すぎるミッション

木村文乃
木村文乃 (C)週刊実話Web

2020年10月期にテレビ朝日系で放送された連続ドラマ『七人の秘書』の劇場版が10月7日から公開されている。実はこの映画化には、同局ドラマ部門の切実な〝裏事情〟が絡んでいるという。

「もともと放送前は、局内でまったく期待されていなかった作品が化けた。テレ朝のドラマは、ドル箱の『相棒』が今月から最新シーズンのスタートを迎えるが、主演の水谷豊が高齢でシリーズの終了も近い。『ドクターX~外科医・大門未知子~』も、ただでさえ主演の米倉涼子が渋っているところに本人が腰を痛め、ライフワークとされるミュージカルの『CHICAGO』を降板したほどで、こちらも絶望的。そこで白羽の矢が立ったのが『七人の秘書』というわけ」(芸能記者)

主演の木村文乃と、菜々緒や広瀬アリスといった名もなき秘書たちが、高い身体能力や潜入スキル、極秘情報ネットワークへのアクセス能力などを駆使して、人知れず弱者を救うストーリー。アメリカ作品の『チャーリーズ・エンジェル』日本版のような作品だ。

さらなるセクシー・シーンを追加

当然、公開前には盛んにプロモーション活動が行われたが、前述のような事情を抱えるテレ朝の力の入れ方はハンパじゃなかった。

「局をあげて『秋の《七人の秘書祭り》』と題したイベントを大々的に展開しました。10月2日にスペシャルドラマを放送し、連日、情報番組やバラエティー番組にもキャストたちを送り込む。地上波では連ドラを再放送し、民放の無料配信サービス・TVerなどでもドラマシリーズを一挙配信。公開日に放送された『ミュージックステーション』の2時間スペシャルでも、miletさんが映画の主題歌を披露する際、スタジオに木村さんや広瀬さん、菜々緒さんが駆けつけてくれましたからね。正直、局内でも、ここまでやるとは思いませんでしたよ」(テレ朝関係者)

当然、ドラマの続編も視野に入れているドラマ部門は、ドル箱のシリーズとして定着させるため、新たな仕掛けも用意するはずだ。

前出の芸能記者が続ける。

「ドラマでは毎回、秘書たちの競泳水着シーンも見どころの一つだった。これで数字(視聴率)を稼ぐべく、もっとセクシーなシーンが追加されるだろう。菜々緒あたりの体当たり演技は当然ながら、木村の過激な濡れ場まで期待できるかもしれない。まあ、映画が大コケしたら、それも夢に終わるかもしれないが…」

秘書役には、他にも元AKB48の大島優子や韓国人女優のシム・ウンギョンなどがキャスティングされており、それぞれのファン層の棲み分けもできている。

見事、映画をヒットさせ、シリーズ化が実現すれば、米倉の『ドクターX』の決め台詞「私、失敗しないので」は木村文乃に引き継がれるかもしれない。

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