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全速ターン!『ボートレース』情報~「ヤングダービー」でニューヒーロー誕生!

『ボートレース』情報
『ボートレース』情報 (C)週刊実話Web

多摩川で開催されていた『P(プレミアム)GⅠ第9回ヤングダービー』は、9月25日に優勝戦を迎えた。優勝戦の1号艇をゲットしたのは、今年が大会卒業イヤーの近江翔吾。エースモーター22号機のパワーを引き出し、2日目から5連勝で優勝戦に進出。

スタートは2走目以降、0台を連発したが、早いと思えばしっかり放っていたとおり、見え方もバッチリ。放っても出られない強力パワーが、精神面での余裕にもつながっていた。

圧巻だったのは4日目の5レース。井上忠政が鋭いまくり差しを決めて、普通なら突き抜ける展開だったが、差した近江がそれを許さず1着。このレースが近江の優勝を決定づけたといっても過言ではないほどのインパクトがあった。

デビュー11年10カ月でのGⅠ初優勝

優勝戦はコンマ05の全速スタートを決めてイン先制。しかし、末永和也が近江を猛追。

「ターンは0点。大事に回らないといけないと思い、ちゃんと回れなかった。最後まで気が抜けなかったです。ホッとしました」

と、レース内容には反省しきり。それでも、

「GⅠタイトルが欲しかったので、よかったです」

と、デビュー11年10カ月でのGⅠ初優勝に、ニッコリと微笑んだ。

この優勝で、来年3月のクラシックへの出場権を獲得し、今年の賞金ランクも44位まで浮上。年末のグランプリシリーズ出場も視野に入ってきた。今後も注目していきたい。

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