灼熱の火花散る！『オートレース』情報～青山周平が年間最多優勝記録更新に挑戦！

「グレードレース5連覇」。伊勢崎の青山周平は、先の浜松で行われた『特別GⅠプレミアムカップ』で優勝を飾り、グレードレースを何と5連続で優勝するという離れ業を成し遂げた。

青山の凄さは「誰よりも速く走る」要素と「失敗をしない」という2つが挙げられる。特にスタートがその象徴で、ここ一番で遅れるシーンはほぼ見ることがない。

今後も節目のレースが「ゼロオープン」となるはずだが、そこでよほど枠番が悪くない限り、周囲の予想通りのシチュエーション（トップS）を作るだろう。

もちろんスタートだけではない。グレード5連続優勝の中には「スーパーハンデ」を克服した地元GⅠムーンライトCCも含まれている。従って、追い上げの迫力も満点で非の打ちどころがないのが現状だ。

残りの開催で新記録なるか⁉

プレミアムカップ優勝で今年は12回目のV。自己最多が13回で、キャリアハイとなるのは確実。さらに今年の残り3カ月で、かつて髙橋貢が記録した年間最多優勝記録（18回）の更新も、あながち夢ではなくなった。

今後の予定では、開催中の山陽GⅡ若獅子杯、14日から地元伊勢崎の普通開催、そして30日からのSG日本選手権。その後も含め、おそらく年内は残り8開催くらいになる。どこまで髙橋貢の記録に迫れるか？　青山から目が離せない。