テレビ界の注目を一身に集めているのが、10月3日スタートのNHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』ヒロイン・福原遥だ。
「放送前からCM界からオファーが殺到しているんです。CMだけで3億円もの出稿があったとされます。朝ドラが終わる来年4月以降は、間違いなく福原ブームが到来していますよ」(芸能プロ関係者)
福原遥の顔と名前が一致しない読者も『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(NHKEテレ)の〝まいんちゃん〟と言われれば、合点がいくはず。
「当時11歳の福原がスタジオセットで、料理しながら歌とダンスを披露。小学生アイドルとして一世風靡したんです。テーマソング『キッチンはマイステージ』はオリコンチャート18位にランクインするなど、NHKEテレの番組関連CDとしては驚異の売れ行きを記録した。また、番組内で披露した挨拶の『はーい!おいしい料理で、みんな〜ハピハピハッピ〜』と、決めの『みんなも作ってア・ラ・モード』は流行語になっています」(スポーツ紙記者)
主役を喰う演技力に太鼓判
福原は小学校1年生の時に子役デビューし、芸能界のキャリアは16年以上にも及ぶ大ベテラン。にもかかわらず、『舞いあがれ!』を巡るオーディション選考で応募者2545人の中から主役に選出された。
今回、福原が『舞いあがれ!』ヒロインに起用された背景に、NHKEテレのコネクションがあったからと報じるメディアが一部に存在するが、
「全く関係ないですね、むしろNHKEテレのキャリアはマイナスになったはず。朝ドラはNHKの看板です。子役で番組に出ていたからといってヒロインに起用されるほど甘い世界ではありません」(制作関係者)
事実、福原はNHK朝ドラのオーディションを過去3回も受けているが、すべて落ちているのだ。
「決め手は今年4月に放送されたドラマ『正直不動産』です。主演の山下智久を喰う演技力で異彩を放ったんです」(事情通)
そもそも、福原の演技力に対し太鼓判を押しているのは制作陣だけではない。過去、ドラマなどで共演した俳優の中にも福原の演技をベタ褒めする者が後を絶たないのだ。
「2021年に放送されたドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)では、木村拓哉に気に入られています。また、『IP〜サイバー捜査班』(テレビ朝日系)の佐々木蔵之介、『今どきの若いモンは』(WOWOW)の反町隆史は福原を自分の娘のようにかわいがっている。間の取り方や場の雰囲気を作るのが物凄く上手だそうです」(放送作家)
大人になった24歳の年女〝まいんちゃん〟。
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