歌手のGACKTが、10月1日にフジテレビ系で放送された主演映画『翔んで埼玉』(2019年公開)の冒頭にVTRで登場。次のようなコメントを発表した。
《体調不良で活動を休止していましたが、おかげさまで元気な姿で帰ってくる事が出来ました。見ての通りの復活です。今日はこれから、ボク、GACKTの出演作『翔んで埼玉』を観て頂くわけですが、その前にお知らせがあります。続編の撮影が、ついに再開致します。ぜひ、次回作も楽しみに待っていて下さい》
同映画の続編となる『翔んで埼玉Ⅱ(仮)』は、当初は2022年中の公開を予定していたが、この日のテロップでは「2023年公開」と延期されていた。
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スキャンダルも「俺は潔白だ!」
GACKTは、幼少期から患っているという「神経系疾患」が悪化し、重度の発声障害も併発したため、昨年9月に無期限の芸能活動休止を発表。今年5月に、「日常生活に支障がない程度に回復した」として、年内の仕事復帰を公表し、同6月に行われたイベントに出席していたが…。
「さすがに、復帰直後から過酷な映画撮影には入れなかったんでしょう。1作目の興行収入は37.6億円でしたからね。GACKTがいなければ続編も成り立たないし、彼の復帰を待っているうちに、二階堂ふみをはじめとする人気の共演者たちのスケジュールも次々に埋まっていったはず。結果として延期しかなかった」(スポーツ紙記者)
しかし、もともとスキャンダルの多いGACKTには、1作目の公開以降も数々の〝疑惑〟が報じられている。配給の東映は、コンプライアンス的に大丈夫なのか。
「前作の撮影前、GACKTはさまざまな書類を製作サイドに提示。『俺は潔白だ!』と豪語していたそうです。活動休止中にも、既婚女性との不倫スキャンダルが報じられたが、そのままスルー。製作サイドは、とにかく映画の撮影再開が優先なので、GACKT側の言いなりになるしかないんだろう」(同・記者)
他にも不安要素はある。20年2月に初めて地上波で放送された際の平均世帯視聴率は16.7%だったのに対し、今回の放送では6.2%しかとれなかったのだ。
「GACKTの登場を予告していれば、もう少し数字も上がったのかもしれませんが、熱狂的なファン以外は冷めている可能性もあります」(同・記者)
続編は、製作陣が期待するほどヒットを〝翔ばせ〟ないかもしれない。
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