プロ野球・日本ハムの「ビッグボス」こと新庄剛志監督が、〝詐欺的集客〟をしたとして、ファンをあきれさせている。
9月26日に自身のインスタグラムを更新した新庄監督は、28日に行われる本拠地最終戦を前に、《札幌ドーム最終戦 皆様にご報告があります 是非 球場の方に足を運んでもらえると嬉しいです》との意味深なコメントを投稿。
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新庄監督は、9月4日の楽天戦後に去就について聞かれ、こう答えていた。
「球団から『(続投を)お願いします』と言われても、残り試合で成長できないと思ったら、わからない。オレという人間はオレにもわからんから」
新庄監督は、球団からの「10年契約」の提示を断って、あえて「単年契約」となった経緯がある。その上、「辞任」をにおわせていたため、26日のインスタ投稿でファンが動揺。「ビッグボスが今年で見納めになるかもしれない」と不安に駆られ、多くの観客が札幌ドームに足を運んだのだ。
その数、なんと4万1138人で今季最多。早々と最下位が決まった球団としては、異例の集客だった。
離婚問題に揺れる篠田麻里子も…
ロッテに3対11で惨敗を喫したあとのセレモニーで、心配するファンの前に現れた新庄監督は、こう切り出した。
「ダントツ最下位です。この責任は監督、ビッグボスが悪いです。本当に本当に短いですが、今シーズンをもってビッグボスのユニホームを脱ぎます!」
言い終えると、実際にユニホームをマウンドに置いて去ってしまった。
誰もが引責辞任を確信した直後、背ネームに『SHINJO』と入ったユニホームに着替えて再登場。
「来年、〝新庄剛志〟で監督として指揮を執ってもいいですか?」と何食わぬ顔で絶叫し、ファンの声援に応える形で監督続行を宣言したのである。
「結局、今回の騒動はユニホームの表記を『BIGBOSS』から『SHINJO』に改めるというだけのことでした。それなのに、辞任を示唆して観客を集めようとした手法は〝詐欺まがい〟と批判されても仕方ない」(スポーツ紙記者)
長年の日ハムファンも憤る。
「新庄監督自ら戦力の乏しさを嘆いていましたが、11年目の松本剛が首位打者タイトルを確実にしており、著しく選手の成績が悪いわけではありません。むしろ、選手を頻繁に入れ替えたせいで勝ちゲームを逃がした新庄監督の〝無能采配の責任〟は大きく、今回のように白々しいパフォーマンスで失政を煙に巻こうとする姿勢は許し難い」
引退などの重大発表をにおわせ、フタを開けてみれば「くだらない告知」というSNSを使った〝釣り〟は、古典的な手口。今や好感度を下げる効果しかないが、先日も離婚問題に揺れる元AKB48の篠田麻里子が使い、猛批判を浴びたばかりだ。
「過去に資産運用を任せた知人に20億円を持ち逃げされた経験から、新庄監督は今年8月に警視庁の『STOP!詐欺』チームのBIGBOSSという広告塔に就いています。その新庄監督が〝詐欺まがい〟の集客手法をとったことはシャレにもなりませんよ」(前出・スポーツ紙記者)
新庄監督は、「ビッグボスと呼ばれることが恥ずかしかった」と言っていたが、SNSの黎明期に流行ったようなことしか思いつかない古い考えを恥じた方がよさそうだ。
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