いまやNHKの風物詩といっても過言ではない。毎年、この時期になると東京アナウンス室に所属する女子アナらが何やらソワソワと落ち着かなくなる。大みそかに放送される『NHK紅白歌合戦』の総合司会の内示が10月初旬に発表されるからだ。
「東京アナウンス室の女子アナにしてみたら、気が気ではありません。基本、誰にでもチャンスはある。総合司会に抜擢されようものなら、確実にフリーアナとしての未来が見えてくる。年収だって青天井。フリーになれば、最低1億円は約束されたも同然です。万が一、局内に残っても出世は間違いない」(事情通)
今年度は例年以上に大きな盛り上がりを見せているという。NHKの絶対的エースと呼ばれていた和久田麻由子アナが妊娠出産のため休業しているのに続いて、彼女のライバル&先輩である桑子真帆アナも世代交代の波に晒されているのだ。
「過去、桑子アナは紅白の司会を2017年、2018年、2020年の3回も務めています。現在、NHK局内ではいっそのこと和久田アナと共に『世代交代するべき』との声が沸き起こっている。その結果、紅白未経験者の局アナを総合司会に抜擢する可能性が急浮上した。これらを踏まえ、9月から選考に入っているのです」(NHK関係者)
紅白司会に選ばれれば将来は安泰
そうした中、ポスト和久田&桑子アナ候補と目されているアナウンサーが、3人ばかりいる。
「1人目は〝リンダ〟の愛称で知られ、NHKの看板ニュース番組『ニュース7』を担当する林田理沙アナです。NHK内の登竜門とされる人気番組『ブラタモリ』出身で知名度もある。最有力候補と言っていいでしょう」(同)
他にも、名前が挙がっているのが『サタデーウオッチ9』でキャスターを務める赤木野々花アナと『おはよう日本』サブキャスターの副島萌生アナの2人だ。
「赤木アナはアイドル系のルックスで人気が高い。しかも、『うたコン』のようなバラエティー番組を回せる実力がある。副島アナは『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』から現在の『おはよう日本』に移ったため、お茶の間の知名度は抜群。肉体派として根性もあります」(前出・事情通)
NHKに所属する女子アナなら、一度は夢見る紅白歌合戦の晴れ舞台。
「NHKは30歳をすぎると、年収は1500万円を超える。だが、紅白の司会をやると次の人事異動で何かしらの役が付き、給料も大幅UPするんです。同期と比較した場合でも、300〜400万円の差はつくでしょう」(放送作家)
女子アナ〝紅白バトル〟から目が離せない。
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