過去10年、1番人気馬は【5・1・1・3】で、2番人気馬も【2・4・0・4】と、上位人気2頭は比較的安定。その一方で、10番人気以下も7頭が馬券圏内に入っている。3連単の配当は、10~20万馬券が4回と、3万円台以下が6回。上位人気を中心としつつ、気になった大穴馬がいれば押さえておいた方がいいかもしれない。
なお、開催最終日ではあるが、枠順の大きな偏りは見られない。大外枠からも2頭の勝ち馬が出ており、どの枠からも狙える一戦だ。
★軸馬=メイケイエール
若かりし頃のワイルドな走りが嘘のように、レースに集中できるようになったメイケイエール。前走のセントウルSも、中団でしっかりと折り合って、直線半ばで抜け出し快勝。メンバー中最速の上がり32秒9を計時し、1分6秒2のレコードという完ぺきな内容だった。5着だった今春の高松宮記念で先着を許した馬や、今回が初顔合わせとなる馬もいて、前走よりは濃いメンバーとなるだろうが、大人になった今なら跳ね返してくれるに違いない。
★相手=ナムラクレア
古馬との対戦となった今夏の2走は、函館スプリントSが後続に2馬身半差の楽勝、前走の北九州記念も、馬群に包まれる苦しい展開を克服して勝ち馬から0秒2差の3着と好走しているナムラクレア。まだ成長途上の3歳牝馬ではあるが、過去9戦で馬券圏外は1回だけと、安定感も十分だ。前走よりは相手関係はきつくなるが、阪神JF5着、桜花賞3着と、同世代の牝馬相手とはいえGⅠで好走している馬。格負けはない。中団あたりをキープできれば、ゴール前は確実に上位争いに加わってくる。
★相手=シュネルマイスター
GⅠでは【1・2・1・1】で、唯一の着外はドバイターフでの8着だけと、ここに入っても見劣りしない実績を残しているシュネルマイスター。2000メートルの弥生賞2着や、1800メートルの毎日王冠勝ちなど、マイラーの中でも適応距離は長めのタイプで、1500メートルまでしか経験がない点は懸念材料ではあるが、極端なスローペースは考えにくいGⅠなら、末脚炸裂の場面は期待していいのでは。今回は横山武史騎手への乗り替わりとなるが、同騎手とも3戦して①③②着なら問題ないだろう。
穴は古馬よりも斤量の軽い3歳馬ウインマーベル
★相手=ウインマーベル
初勝利までに6戦を要したウインマーベルだが、勝ち上がって以降は【3・2・0・1】と安定した走りを見せている。前走のキーンランドCも、内から出し抜けを食らったような2着。評価を下げる必要はない。3歳馬で、古馬よりも2キロ軽い55キロで出られるのも有利だ。
★相手=タイセイビジョン
近3走は連続2着と、勝ちきれないレースを重ねているタイセイビジョン。ただ、2走前のCBC賞のように勝ち馬がレコードで逃げ切るような展開でも2着まで追い込んでいる。昨年のこのレースは12着だったが、当時よりもギアチェンジがスムーズになっている印象で、うまく馬群をさばけるようならゴール前での急襲もある。
★相手=ヴェントヴォーチェ
キーンランドCを勝ち勢いに乗るヴェントヴォーチェは、4走前に今回と同コースの春雷Sでタイセイビジョンに3馬身差を付ける圧勝。勝ちタイムも1分6秒8と優秀だった。得意コースなら、この相手でも。
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