お笑いコンビ『TKO』の木下隆行に〝追い風〟が吹きそうな出来事が続いている。
木下といえば、〝後輩へのペットボトル投げつけ〟の他、〝クロちゃんの顔を踏みつけ〟や〝後輩に自身のブランドの服を押し売り〟など、数々のパワハラが報じられ、所属していた松竹芸能を昨年に退社。以降はフリーのお笑い芸人としてYouTubeチャンネルを開設し、ユーチューバーとして活動していた。
しかし、パワハラのヒドさに批判が集まったせいか、チャンネル登録者数は1万9千と伸び悩み、動画の再生回数も1万から5万と低いまま。昨年11月の『FRIDAY』のインタビューでは、「ユーチューバーとしての活動は全然ダメですね」「正直、撮影経費などもあり、ほとんど持ち出しです」「その他にアパレルブランドも経営していますが、これも自分が起こしてしまった騒動でイメージダウンしましたし、コロナでさらに売り上げが落ちました。今は貯金を切り崩しながら生活している状態です…」などと、苦境の告白をしている。
そんな木下だったが、昨年の大みそかに放送された『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)に登場。オーディション番組のネタで「もう二度とペットボトルは投げません!」と言い放ち、アツアツのおでんをぶつけ合ううちに仲間割れする内容で笑わせた。
「許すとか許さないとかじゃない…」
さらに正月2日には『さんまのお笑い向上委員会 新春から来たい人だけあつまれ明石家の森SP』(フジテレビ系)にも出演。お笑いコンビ『ずん』の飯尾和樹から、「いろんな思いがあって、皆様にメッセージがあるということで…」と紹介されると、黒いスーツに柏餅のかぶりもので顔を隠した格好のまま「昨年はお騒がせしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と頭を下げ、「私、スタッフに電話をしまして、『直で出させてくれへんか、是非お願いします』ということで、今回、この日があります」と自虐。その翌日には自身のYouTubeチャンネルで、FM大阪にて木下の姉が社長を務める会社がスポンサーとなりレギュラー番組が決まったことを明かし、少しずつメディア復帰に向かっていることを明かすのだった。
これらに対し、動画のコメント欄には祝福の声が集まったが、相変わらず低評価が圧倒的。年末年始の番組出演についても、
《許すとか許さないとかじゃなくて単純にもう見たくないんだよなあ…》
《YouTubeでもボロボロなのに、渡部よりタチ悪いぞお前は》
など、非難ばかりが投げつけられてしまった。
果たして木下は、このままメディア復帰できるのだろうか…。
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