安倍晋三元首相の国葬(9月27日)賛否が、すっかり〝お祭り〟騒ぎと化している。支持率が超低空飛行を続ける立憲民主党は、共産党ばりに開催反対を猛アピール。この状況にネット上では「非礼」とする批判まで飛び交っている。
「コロナで亡くなり、ご葬儀もできない方もいる。また安倍元総理は統一教会と深い関係があったのでは? 納得いかない。欠席します」
そんな文言を書き込み、案内状や返信状をツイッターにアップしたのは、立憲民主党の辻元清美参院議員。ネット上では「常識を疑う。ご遺族も、こんなやつに来てほしくないだろう」などと炎上したが、蓮舫参院議員ら他の野党議員も〝辻元に続け〟とばかりに相次いで国葬反対を表明した。
悪意に満ちた分析まで…
ジャーナリストでもある立憲民主党の井戸まさえ元衆院議員に至っては、「九月十三日(火)までに御投函願います」と記されている返信状の日付部分がテープで貼られ修正されていたため、スクラッチ。自身のツイッター上で修正前は8日だったことを明かし、「出席での返信が少なかったから、元職にも急遽発送?」と悪意に満ちた分析をしてみせた。
「反対運動には中核派も参戦し、広がりを見せている。9月23日には国葬反対の全国集会とデモが予定されているが、呼びかけ人には中核派の活動家として知られる洞口朋子杉並区議が名を連ねています。チラシには『改憲・戦争の岸田を倒せ!』、『アメリカ政府や日本政府による対中国侵略戦争を絶対に許すな!』の文字が躍るが、国葬と侵略戦争がどう関係しているのか意味不明です」(全国紙政治部記者)
安倍元首相が参院選の街頭演説中に非業の死を遂げたことなど「知ったこっちゃない」と言わんばかりの姿勢は、自民党内でも散見。安倍政権下で干された石破茂元幹事長はブログで、国葬について「国会の議決がまず必要。議決は、可能な限り全会一致によるのが望ましい」と書き込んだ。
「全会一致など不可能に近いことを求めるあたり、安倍元首相の国葬を認めたくないんでしょう」(同)
異常、〝アベノ国葬曲〟。
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