浦和競馬では9月21日、『第33回テレ玉杯オーバルスプリント』(JpnⅢ)が開催される。JBCの選定レースではないものの、「前哨戦」として定義され、JBCを見据えてトップホースたちの力比べの舞台となっている。
顕著なレース傾向は2つある。まず1つは1番人気が苦戦していること。JRAとの交流競走となった2011年以降は【0・2・3・6】と、1番人気は勝たせてもらえていない。
また、もう1つの特徴は、他のダートグレード競走と比べて地方馬の好走が際立っていることだ。
過去10年で地方馬が優勝した年は3回。13年にはセイントメモリー(大井)、18年と19年はノブワイルド(浦和)が連覇した。2着馬4頭、3着馬6頭と2、3着の50%が地方馬となっており、昨年は1着こそテイエムサウスダン(美浦)だったが、2着から6着までを地方馬が独占した。
小回りで直線が短い浦和競馬場が舞台。さらに、グレード競走の勝ち馬にはかなり厳しい斤量を背負わされる別定戦であるがゆえに、好調な地方馬なら斤量差を活かして格上のJRA勢と互角の戦いも可能となる。
また連覇したノブワイルド、20年2着のベストマッチョ、16年2着ソルテの前走は、そろって浦和1400メートル。そこで好成績を残し勢いある地方馬が狙い目となる。
人気を集める無敗馬に妙味なし
さて、翌22日の大井競馬場では、JBC2歳指定競走でもある『第3回ゴールドジュニア』(SⅢ)が開催される。20年より準重賞に格上げされた、南関東デビューの2歳馬にとって最初の重賞。「ゴールドジュニアー」の名称で行われていた準重賞時代の歴史は古く、72年にはハイセイコーが出走し、1分24秒9のレコードタイムで圧勝している。(※21年より1200メートルへ距離短縮)。
過去10年の傾向を探ると、1番人気馬の成績は【1・4・0・5】。人気ほどの実力差がないのが現状だ。また、無敗のまま出走した馬は35頭いるが、その中で優勝したのは2頭のみ。20年のアロンバローズは2戦2勝のまま優勝したが、それはごく稀な例。人気を集める無敗馬だが、魅力はあまり感じられない。
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