銀座ホステスのブラジャーを「剥ぎ取った」ことをきっかけに、香川照之が芸能生活終焉の危機を迎えているが、こうした性癖の持ち主は他にもいる。
オリンピックにも出場経験がある元柔道選手のXは、かつて夜の街で〝ブラジャー剥ぎ取りの黒帯〟と呼ばれていた。
「品行方正なイメージのあるXですが、実は酒癖が悪いことで有名」と明かすのは、六本木の水商売関係者。「今から15年ほど前の話ですが…」と前置きしつつ、六本木の高級クラブでXが引き起こした破廉恥な出来事をこう振り返る。
「入店してしばらくは仲間と一緒に大人しく飲んでいたXですが、酔いが回るにつれ、言動が怪しくなってきた。やがて隣席のホステスを強引に抱き寄せ、ドレスの襟元に手を突っ込むと、『ヌーブラ』を一瞬にして剥ぎ取ったのです」
ヌーブラとは、2000年代に日本で流行したシリコン素材のブラジャーのこと。素材の粘着性と弾力性を利用して胸に直接貼り付けて着用するため、肩紐もアンダーベルトも不要で、チューブトップのドレスを愛用するホステスたちの間では今も人気のアイテムだ。
ヌーブラを“背負い投げ”
香川照之は、剥ぎ取ったブラジャーの匂いを嗅いだそうだが、Xはもっと荒っぽい。なんと、剥ぎ取ったヌーブラを〝背負い投げ〟のようなモーションで「壁に投げつけた」というのである。
「ヌーブラは粘着力があるため、壁に投げつけるとピタッと貼り付くんです。その様子を面白がったXは、店内のホステスたちの胸に次から次へと手を突っ込み、ヌーブラを剥ぎ取ってはブン投げる遊びをおっぱじめ、ひとりでキャッキャと盛り上がっていましたよ。元柔道家だけあって、相手の襟元に手を伸ばす動作はとても素早く、ホステスたちは抵抗する間もなく次々と被害に遭っていた」(前出・水商売関係者)
掴んでは投げ、掴んでは投げを繰り返すX。柔道の世界なら褒められることだが、夜の世界ではそうはいかない。
「突然のセクハラに泣き出してしまったホステスがいたため、Xはその店を出禁になった。ところが、当時は人気者だったXは、その後もしばらく六本木界隈の他の店で同じようなこと繰り返していたと噂に聞きましたよ」(同・関係者)
現在は柔道の指導者に収まっているXだが、香川の報道を見て、「あの件が表沙汰にならなきゃいいが…」と、肝を冷やしているに違いない。
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