素朴な方言丸出し天然ボケキャラながらナイスバディーでモデルとしても活躍している王林や、大喜利で人気となった『NMB48』の渋谷凪咲など、次々とスター候補が生み出される「バラドル業界」に異変が起きている。
小島瑠璃子が父親ほど年上の漫画家との〝略奪愛〟報道後に人気が急落し、中国留学でバラドル界から脱落したかと思えば、すぐに後輩の井上咲楽が『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)や『めざまし8』(フジテレビ系)などに起用されて穴埋め。
「ギャル枠」では、鈴木奈々や藤田ニコルの勢いにかげりが見えたところで台頭してきたゆきぽよがスキャンダル報道で撃沈。有吉弘行に気に入られたみちょぱが完全に定着した現在でも後輩ギャルのゆうちゃみが追い上げを見せている。
「ベテランの域に入っている指原莉乃も健在で、使い勝手のいい朝日奈央やフワちゃんもまだまだイケます。ファンとの訴訟沙汰で干され気味だったファーストサマーウイカも復活。さまざまなタイプのバラドルが〝渋滞〟してますよ」(芸能関係者)
〝バラドル戦国時代〟といった様相で、起用するテレビマンも頭を悩ませているようだ。
「正直言えば、トークだけでのし上がってきた指原さん以降、番組を安心して任せられるタレントさんがいないんです。ギャルタレは私生活に不安が残り、井上さんや渋谷さんといったニューフェイスもまだ経験が少ない。朝日さんや滝沢カレンさんなどはガヤ的に起用はできても、アシスタントをやらせるとMCによってムラが出る。数だけは多いのに、ゴールデン等での新しい番組でMC的に起用するのは難しいと、プロデューサーたちも頭を抱えていますよ」(民放のバラエティースタッフ)
井森美幸が再ブレーク!?
そこで注目をされているのが、50代の〝元バラドル〟たちだという。
「1980年代に活躍し、バラドルの先駆けと言われている森口博子さんや山瀬まみさん、松本明子さんなどの『バラドル第一世代』と呼ばれる方々のポテンシャルが見直されています。こうしたタレントさんたちは、歌手やアイドルとしてはブレークできず、来るもの拒まずでバラエティー番組に出演。後がないため、体を張っていましたし、とても勉強熱心だったんです。今のバラドルのように、モデルやYouTubeなどの〝逃げ場〟があるタレントさんとは、確実に力の差があります」(同・スタッフ)
中でも、最も注目されているのが井森美幸だという。
「井森は正統派アイドルとして、ホリプロが売り出しましたが、ヒット曲に恵まれず失速。バラエティーに転身後、天然ボケの性格がハマり、大ブレークしました。7月13日に放送された『あちこちオードリー』(テレビ東京系)では、〝とにかくどんな仕事でも全力でこなすことが大切〟だとバラドルの極意を明かしていましたよ。この番組は、テレビ業界内の視聴率がダントツで、井森の魅力が再認識された。50代を迎えて再ブレークする可能性を秘めていますよ」(前出・芸能関係者)
さらに井森は、テレビ関係者が安心して起用できるタレントの要素を満たしているという。
「自他ともに認めるほどの潔癖症で、男の影もない。これまでトラブルやスキャンダルも起こしたことがなく、安心安全なタレントと言われている。その点も、井森人気が高まっている理由ですよ」(同・関係者)
実際、現在のタレントたちよりも親しみやすく好感度も高い「バラドル第一世代」。いつの間にか若手を押しのけて、各局で番組ジャックしているかもしれない。
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