刻一刻と地球温暖化が進む中、世界各地のワイン生産者たちは品質の維持に苦慮しているという。
フランスの代表的なワイン生産地であるボルドー地域の気温は、30年前に比べて約1度も上昇しており、このままでいけばメルロー(赤ワイン用のブドウ品種)は現在の産地の外で栽培される可能性がある。
「暑い中でブドウの成熟が進むと皮の色が薄くなり、ワインに重要な酸味や香りの成分も失われます。ワイン作りにとって猛暑は致命的なのです」(ワイン科学研究センター)
ブドウの産地が移動…
スペインのラマンチャ地方は欧州随一のワインの産地だが、数十年後に消滅するという予測もある。
一方、これまでブドウ栽培に不向きとされていた英国や東欧では、気温が上昇したためワインが作られるようになった。
「日本では北海道でワイン作りが活性化し、すでにワイナリー数は50を超えました。2016年にはフランスの老舗ブドウ農園が、函館でワイン作りのプロジェクトをスタートさせています」(同)
ブドウの産地が変わっていけば、今後、伝統的なワインの格付けにも影響が出るかもしれない。
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