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壮絶な「更年期障害」に悩まされた芸能人たちが揃って口にする“対処法”とは?

有森也実
有森也実 (C)週刊実話Web

「更年期」とは、50歳あたりで迎える「閉経」前後の約5年間のことを指す。主な原因は女性ホルモン「エストロゲン」の低下だが、これに加齢による体の変化や心理的な要因、環境などが複合的に組み合わさることで、さまざまな症状が生じると考えられている

最近では、女優の有森也実がNHKや『週刊女性』などのインタビューで「女優を辞めようかと思った」と告白し、話題になった。

「更年期の〝フルコース〟を味わったと表現する有森は、のぼせや倦怠感、動悸、めまい、頭痛、精神的な不安といった代表的な症状に加え、リンパが腫れたり、右の顔面が痙攣することに悩まされたそうです。特に『顔面神経痛』は、女優にとっては致命的ともいえる症状ですから、引退まで考えるほど追い詰められたというのも納得です」(スポーツ紙記者)

「海外旅行に行くのを忘れる」

SNSの発達などで、「更年期」のつらさを隠さず告白する芸能人が増えているが、かつてはタブー視されていた。

「それでも、木の実ナナや森昌子らが公表していました。有森と同年代では、南野陽子や元グラビアアイドルの川村ひかるなども告白。川村は、『若年性更年期障害』と診断され、体重が36キロまで減少し、物忘れが激しくなって〝海外旅行に行くのを忘れる〟ほど過酷な症状に悩まされたそうです」(同・記者)

川村のように、40歳前後で症状を自覚している芸能人もいる。

現在42歳のともさかりえはインスタグラムで「アロマ」などの対策法を紹介。元モーニング娘。の保田圭も41歳でホルモンバランスの乱れを医者に指摘されたと明かし、ブログにこうつづっている。

「私の場合は胸が異常に張って 痛みが出たあと それが大きなしこりのようになってしまい これはマズイかもと思い 婦人科に行きました(中略)とうとう更年期障害という言葉が近づいてきたのかなという感じです」

ハリウッド女優のサルマ・ハエックは、保田のような「胸の張り」がひどく、〝豊胸疑惑〟までささやかれた。

近年では、男性芸能人も更年期障害を明かすケースが増えている。

タレントのヒロミは「ふらつき」や「動悸」に悩まされ、元SMAPの中居正広も「異常な発汗」を経験しているという。

「テリー伊藤は、女性にときめかなくなったと嘆き、『袋とじを開けなくなった』と笑って語っていましたね」(前出・スポーツ紙記者)

芸能人たちは、どんなに体調が悪くても画面で笑顔を振りまく仕事だ。そういう意味では一般人より悩みが深いが、ほとんどの経験者が「何か打ち込める趣味を持つことが重要」だとアドバイスしている。

仕事一筋のサラリーマンや、子育てに追われていた主婦の皆さんも、症状が出る前に「没頭できる趣味」を見つけておいた方がよさそうだ。

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