女優の新垣結衣らが所属していた大手芸能プロダクション「レプロエンタテインメント」から、所属タレントが続々と退所している。
Perfumeのあ~ちゃんこと西脇綾香の妹で、「ちゃあぽん」の愛称で知られるタレントの西脇彩華は、同社との契約が満了したタイミングで生島企画室に移籍。先月末から今月上旬にかけて、『仮面ライダーゼロワン』の天津垓役などで知られる俳優の桜木那智、女優の傳谷英里香とタレントの高見奈央、同じくタレントの佐武宇綺と井口綾子が同社との契約が満了したことを報告しているのだ。
「この短期間で、これだけの人数の所属タレントが退所するのは異常事態。いずれのタレントも、一時期は猛プッシュされていたが、それが過ぎると事務所から相手にされなくなり、マネジメント体制に不満を募らせて退所の意向を表明しても慰留しないそうです」(スポーツ紙記者)
改名に追い込まれた能年玲奈
吉川ひなのを売り出したことで、続々と所属タレントが集まることになった同社だが、古株だった吉川、長谷川京子、新垣、マギー、時任三郎らが続々と退所。タレントとのトラブルも表面化していた。
「事務所とのマネジメント契約をめぐって揉めに揉めて退所した能年玲奈は、芸名を継続使用できず、『のん』に改名。清水富美加も、宗教法人・幸福の科学に出家して『千眼美子』に改名しています。このあたりから、他の所属タレントと事務所の信頼関係がおかしくなり、後の〝大量離脱〟につながっていった」(同・記者)
都心にあったオフィスも徐々に縮小化し、現在では家賃の安いエリアに移転したという。
「まだまだ多くのタレントやモデルを抱えているが、大量に〝リストラ〟しないと事業継続すら困難になるのではないかと危惧されている。残った所属タレントの顔触れを見ても、今後ブレークしそうな逸材は見当たらない。まさに崖っぷちといった状態です」(同・記者)
多くの有名タレントを輩出した名門だけに、新たなスターを発掘して、起死回生を果たしてもらいたい。
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