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8月20日放送『ほん怖』の“出演者”に視聴者騒然…「この時期に大丈夫なの?」

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フジテレビ (C)週刊実話Web

8月20日放送の土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』(フジテレビ系)が、視聴者の間で物議を醸している。

1999年にスタートした同番組は、実際に人々が体験した「怖い話」をリアルに描くホラーエンターテインメント。2019年から3年間はハロウィーンの時期に放送していたが、今年は4年ぶりに〝真夏の夜〟に変更された。

「今回は、高校の女子寮を舞台にした恐怖体験を『乃木坂46』が演じたり、『ももいろクローバーZ』高城れにが実際に体験したエピソードをメンバー全員が本人役で出演するなどしてドラマ化。計5本が放送され、話題になりました」(スポーツ紙記者)

そんな中、同番組に準レギュラー的に出演している心霊研究家のA氏が、今回も出演。〝ほん怖〟な解説でスタジオに集まった小学生たちを絶叫させたが、ネット上では同氏を番組に起用したことに疑問の声が上がっているのだ。

フジテレビのコンプライアンス意識に疑問…

《霊感商法の問題がクローズアップされているこの時期に本当に大丈夫なんでしょうか?》

《フジテレビは、「統一教会がー!」「政治家との関わりがー!」とかやってるけど、自分たちは過去に霊感商法と同様なことをやってた人間を出しちゃってる。大丈夫?って思っちゃった》

《「楽しくなければテレビじゃない!」のフジテレビかw もはや何でもありだな》

前出のスポーツ紙記者が解説する。

「実は、A氏は2012年に、体調不良や家族の悩みなどを相談した名古屋市の女性に対し、『守護霊を体に入れなければ幸福になれない』などと不安をあおり、多額の金銭を支払わされたとして訴えられているんです。裁判の結果、名古屋地裁は女性側の損害賠償の訴えを認め、A氏に約610万円の支払いを命じています。ほとんどの視聴者は、そんなA氏の過去など全く知らなかったのでしょうが、検索したネット民がフジテレビのコンプライアンス意識に疑問を呈しているというわけです」

ネット民の指摘通り、過去に「霊感商法」が社会問題化した旧統一教会の話題一色の時期にA氏を起用することに、局内で反対意見はなかったのか。視聴者が困惑するのも仕方ないように思えるが…。

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