Netflix(ネットフリックス)やAmazonプライム・ビデオなどのサブスクリプションサービスが普及し、膨大な数の映画やドラマを視聴することが可能になった。こうした中、若者に広がっている習慣が、作品の再生スピードを1.5倍や2倍にしたり、シーンを10秒スキップしたりする「倍速視聴」だ。
「倍速視聴が広がったのには3つの要因があります。まず作品数が多すぎてチェックする時間に追われていること。要した時間に対する満足度を意味するタイパ(タイムパフォーマンス)を求める人が増えたこと。そしてセリフですべてを説明する作品が増えたこと。倍速視聴は中年層にも広がっています」(テレビ誌ライター)
質や内容にこだわりはない
映画やドラマは「作品」として制作されるが、倍速視聴はそれを「情報」として受け止める。情報は多い方がいいに決まっているので、質や内容にそれほどこだわらなくなっているのだろう。
映像作品が「消費されるもの」となる中で、倍速視聴は今後も広がっていくに違いない。しかし、一方で作り手側からすれば、芸術として鑑賞される映像作品のニーズがなくなるわけではない、と思いたい。
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