8月9日に放送された日本テレビ系『熱唱!ミリオンシンガー』の〝本人超え〟判定が物議を醸している。
同番組は、全国の歌唱力自慢が「歌の難問」に挑む音楽バラエティー。審査員が「本人超え!」とジャッジし、合格点が出たら賞金100万円をゲットできる企画だ。
この日の放送では、ミスチル、ドリカム、山下達郎、ビーズ、安室奈美恵、ユーミンなど誰もが知る名曲を本人さながらに歌う〝神声シンガー〟が続々と登場。視聴者から大反響を呼んでいる。
《みんな上手すぎて吹いた。いるところにはいるもんだなぁw》
《もはや完全なプロじゃん! カラオケ行ったら天下取れそうだね》
《まさに奇跡の歌声だな。歌が上手い人が本当に羨ましい》
「そもそも本人に対して失礼」
一方、ネットには、歌手本人のいないところで、勝手に「本人超え!」とジャッジすることを疑問視する声も。
《ミリオンシンガー見ててめっちゃうまいと思うけど、そもそものコンセプトがよくわからん。本人超えってなんだよ》
《本人超えとかいうなら、芸能人格付けチェックみたく目隠ししてやれといいたい。そもそも本人に対して失礼だろ》
《単純にみんなうまいけど本人に似せちゃったら本人超えは難しいよね。結局ただのモノマネでしかない》
《ミリオンシンガーはモノマネ番組じゃないくせに、自分の表現をすると「本人はそんな歌い方でない」と審査員に言われる。もうわけわからないw》
《ていうか、もはや本人超えたらそれはもう別人じゃね?w ほんと意味が分からないわ》
『ミリオンシンガー』は、昨年9月に第1弾が放送され、出演者の〝神声〟が大きな話題となり、今回が第4弾だった。
9日の放送では、ともにモノマネタレントのななみななと中村素也が、ドリカムの『やさしいキスをして』とB’zの『ultra soul』を歌い、500点を獲得したが、審査員5人の合計点数501点超えの〝本人超え〟は現れなかった。
ネットの指摘通り、番組コンセプトには無理があるようだが、視聴率は世帯平均10.2%と〝二桁超え〟。第5弾以降も、しばらく続きそうだ。
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