灼熱の火花散る！『オートレース』情報～“夏バテ知らず”の青山周平に注目！

伊勢崎オート、いや全国の看板レーサーとして、毎レース1番人気の重責を背負い戦い続ける青山周平。今年はすでに13優出7優勝。このペースなら〝例年通り〟二桁の優勝回数は間違いなさそうだ。

8月10日からは、地元で『SGオートレースグランプリ』が開催される。地元伊勢崎での名物SGである。青山は過去、2018年と19年に連覇している大会。今年も大きな期待を寄せるファンも少なくない。

「特別なようで、特別な意識はしてないですね。いつも通り目の前のレースを精いっぱいやるだけです」とは、いかにも青山らしい。

「3年近く使ったクランクが潮時かも…」

過去にはスーパーハンデ（全国のS級選手よりさらに10メートル後ろ）を強いられたこともあったグランプリ。さすがに今年は同じ土俵で戦えそうであり、勝算がありそうだ。

ただ、愛車のご機嫌がいまひとつのようで「3年近く使ったクランクが、もう潮時かもしれません。8月最初のレースで新品を投入してみて、グランプリに備えます」と、整備のシナリオはしっかりしている。

そして、8月26日からは飯塚オートで『GⅠダイヤモンドレース』も控えており、青山の暑い夏はこれからが本番を迎える。

「目の前のレースを全力で」

〝夏バテ知らず〟の青山を今後も追い続けたい。