個性派として知られる俳優の香川照之の大盤振る舞いが話題になっている。代表作であるドラマ『半沢直樹』(TBS系)のキャラクターを、惜しげもなく竹内涼真が主演するドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)でお披露目したのだ。
同ドラマは大ヒットした韓流ドラマ『梨泰院クラス』(Netflix)のリメーク版。主人公の宮部新(竹内)が金と権力を振りかざす巨大企業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川)に対し、人生を賭けて復讐を果たす物語。SNSで話題になったのが初回放送で、長屋が息子(早乙女太一)を殴った竹内に土下座を強要する場面だ。
「まさに『半沢直樹』で香川が演じた大和田常務が堺雅人に土下座を強要させたシーンと、顔も台詞の言い回しもまったく同じだったんです。当然、SNSなどでは《キター!大和田常務、復活》と言ったワードが飛び交いました」(事情通)
『半沢直樹』のキャラ完全披露
もっとも、このシーンを巡ってTBSサイドは激怒。実は香川に、バラエティー番組などで安易に披露してしまう大和田常務の土下座キャラを封印するよう内々に要請していたからだ。
「今後、ドラマの特番や映画で『半沢直樹』の続編が予定されているからです。しかし、『六本木クラス』の香川はどこをどう切り取っても『半沢直樹』の大和田常務そのもの。キャラの安売りですよ」(制作関係者)
なぜ、ここまでして香川はサービス精神を発揮したのか? 背景に透けて見えてくるのは韓国への出稼ぎ問題だという。
「なんでも、香川はNHK Eテレの『香川照之の昆虫すごいぜ!』に関連して制作販売した昆虫Tシャツの在庫を大量に抱えて困っているそうなんです。香川の狙いはずばり、韓流ドラマへの売り込みです。『六本木クラス』の香川の評判は韓国にも届いているだけに、大事な大和田常務キャラを披露したんですよ。韓流ドラマのギャラは日本の10倍。しかも、ドラマが当たればハリウッド行きも見えてくる。Tシャツの借金なんて一発で返せますからね」(事情通)
狙いは世界デス!
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