7月21日に第3回の放送を迎えるテレビ朝日系の連続ドラマ『六本木クラス』が、早くもヤバいことになっている。初回から1ケタだった視聴率が右肩下がりで、早々に打ち切りも噂されているのだ。
竹内涼真主演で、韓国ドラマ『梨泰院クラス』をリメークした話題作。韓国の原作漫画の日本版『六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~』をベースに、日本最大の巨大外食産業によって絶望の淵に立たされた主人公・宮部新が復讐を誓い、戦う姿を描く。
テレ朝の期待と裏腹に、初回の平均世帯視聴率は9.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)。〝巻き返し〟を狙った第2話も8.6%に終わり、関係者は落胆しているという。
平手は“諸刃の剣”か
「初回ではチラ見せ程度だった元欅坂46の平手友梨奈が本格的に物語に絡んでくるため、彼女のヲタファンが数字を押し上げてくれると踏んでいたんです」(スポーツ紙記者)
平手は、新木優子演じる新の初恋相手・楠木優香とのWヒロイン。高校3年生でフォロワー76万人を誇るインフルエンサー・麻宮葵という役柄だ。
ネット上には、平手が演じる葵を絶賛する声が多い。
《やっぱりてちの存在感はすごいな!》
《原作からそのまま出てきたかのようなハマり役》
《平手さんの役柄が、冷めたオーラが出ていてカッコ良かった》
もともと『梨泰院クラス』は、日本ではNetflixで人気に火がついただけに、『六本木クラス』もネットユーザーの注目度が高い。さらに、欅坂時代に〝絶対センター〟として君臨した平手を起用し、演技の評価も抜群なのに視聴率につながっていないのはなぜなのか。
「平手を支持していた熱狂的なファンたちが、今はアンチに回っているケースも多いんです」(前出・スポーツ紙記者)
平手は2020年1月に突如、欅坂からの脱退を発表。女優業を中心に活動を続けているが、平手の脱退後、グループはすっかり勢いを失い、同年10月にはグループ名も「櫻坂46」に改名。〝平手色〟を打ち消しての活動を強いられているという。
「自分だけの都合で勝手に脱退した平手のことを〝戦犯〟扱いする櫻坂ファンも多く、反感を買ってしまったのです。しかも、暴露系ユーチューバーのガーシーこと東谷義和参院議員が、平手の周辺者を批判。『移籍先、探した方がええで~』と呼び掛けているほどですからね。こうしたことが、視聴率の右肩下がりに影響を及ぼしているのかもしれません」(同・記者)
テレ朝にとって平手は〝諸刃の剣〟だったのか。
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