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わくわく『地方競馬』情報~第26回マーキュリーカップ/第5回プラチナカップ

わくわく『地方競馬』情報
わくわく『地方競馬』情報 (C)週刊実話Web

夏の気温以上に盛り上がりを見せる地方競馬では、今週も注目のレースが目白押しだ。まずは7月18日、盛岡競馬の夏の風物詩『第26回マーキュリーカップ』(JpnⅢ)が開催される。

高低差が4.4メートルもある中での2000メートルの真夏の決戦は、スピードとスタミナの両方が求められる厳しい戦い。同時期には中距離の交流重賞がないため好メンバーがそろう傾向にあり、創設以来、地方勢で優勝したのは第2回のメイセイオペラ(水沢)と、第19回のユーロビート(大井)のみ。中央勢の圧倒的優勢となっている。

今年も中央勢からは、同距離2000メートルの佐賀記念(JpnⅢ)を制し、名古屋グランプリ(JpnⅡ)、名古屋大賞典(JpnⅢ)ともに2着のケイアイパープルをはじめ、すでに交流重賞で好成績を収めた強豪たちが多数参戦を表明しているが、地方勢も負けてはいない。

3月にダイオライト記念(JpnⅢ)を制したノーヴァレンダ(川崎)や、川崎記念(JpnⅠ)2着のエルデュクラージュ(船橋)、近5走で重賞2勝を含む4勝と3着1回と勢いに乗るギガキング(船橋)、2021年のホッカイドウ3歳三冠馬ラッキードリーム(川崎)など、なかなかのツワモノぞろい。15年以来の優勝となるか。とにかく今年の地方勢は侮ることはできない。

各馬の底力が問われるレース!

さて、同月20日は浦和競馬1400メートルを舞台に行われるスプリント重賞『第5回プラチナカップ』(S3)が開催される。夏の短距離路線の充実を図るため、18年に準重賞から昇格し今年が5年目となる。

さきたま杯5着以内の南関東馬および、川崎マイラーズとスパーキングプラチナチャレンジの1着馬に優先出走権が与えられるが、連戦で臨む馬も多く、暑さの中、各馬の底力が問われるレースだ。

重賞に昇格した第1回の勝ち馬は、NARグランプリ年度代表馬にも選ばれたキタサンミカヅキ。第2回はオーバルスプリント勝ち馬のノブワイルドなど、昨年までA1級が4連勝。18、19、21年は1~3着を独占しており、夏に強い実績馬が、期待に応えてきっちりと勝つ傾向にある。要注目だ。

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