エンタメ

灼熱の火花散る!『オートレース』情報~山陽「GⅡ小林啓二杯」展望

『オートレース』情報
『オートレース』情報 (C)週刊実話Web

山陽オートで長年にわたり全国区のエースレーサーとして活躍した小林啓二氏。

同氏の功績を称え『GⅡ小林啓二杯』が毎年、実施されており、今年は7月14日から5日間にわたって開催される。今週はこの5日間の見どころを紹介していきたい。

開催タイトルからして、地元選手がいつも以上にクローズアップされるシリーズ。今大会の◎には丹村飛竜を推したい。今年はミッドナイトレースでの10連勝をはじめ、キャリアハイの活躍を見せている。近況はやや調子落ちの感は否めないが、修正能力の高い丹村なら、しっかり軌道修正してくるとみたい。

次いで松尾啓史。冷え込む時期に強さを発揮するが、先の伊勢崎ナイターでは好調時を連想させるような強烈な追い足を披露。今年はタイヤの滑る夏場でも期待したい。

敵地に乗り込む遠征組の注目は…

そして、ハンデ的に面白いのが穴見和正。シリーズ開幕までにハンデが移動している可能性はあるが、6月末時点では最高ハンの10メートル前。このハンデの利点は、走路が熱くなればなるほど威力を発揮すること。先手必勝の利点を最大限に活かせそうで、優勝戦線でも軽視はできない。

一方、敵地に乗り込む遠征組では鈴木圭一郎、永井大介、伊藤信夫がビッグネーム。その中でも鈴木が「スーパーハンデ」にならなければ強力な存在だ。

偉大なる重鎮が、そのままレースタイトルとなる小林啓二杯は、必見の5日間だ。

あわせて読みたい