社会

“空気砲”か?安倍元首相銃撃事件に元捜査員が疑問の声

7月7日に兵庫県j西宮市で演説を行った安倍晋三元首相(C)週刊実話WEB

「発射したのは〝弾〟ではないんじゃないか」

7月8日午前11時半ごろ、奈良市西大寺国見町の近鉄大和西大寺駅前の路上で、参院選の街頭演説中だった自民党の安倍晋三・元首相(67)が撃たれた事件で、現場の写真を見た元捜査員が首を傾げる。

「現場で安倍さんがシャツの胸を開いてAEDを装着されている写真を見たが、胸の周りが赤くは変色していて、口からも出血しているが、銃創(弾が皮膚から入った穴)は見られない。おかしい」

安倍晋三元首相が撃たれた現場を調べる捜査員(C)週刊実話WEB

報道によれば、撃たれた直後、安倍元首相は心臓マッサージを受けていたという。

「それもおかしい。もし銃創があれば、大量出血するから、心臓マッサージはできない」

衝撃で倒れて頭などを打った可能性も

使われた〝銃器〟は手製で、鉄パイプのようなものを2本、黒いガムテープで巻きつけただけのものだった。

「やはり、あのパイプの太さが気になる。中にちゃんとした銃身を仕込んであると思ったが、撃鉄も見えない。どうにも不可解だ」

この元捜査員は、「飛躍した考えだが」と前置きし、こう続けた。

「圧縮した空気、もしくはゴム弾を発射したのではないか。動画を確認すると、ものすごい発射音とともに、大量の白煙が上がっている。あれほどの威力で金属製の弾を飛ばせば、暴発の危険性も高まる。しかし、圧縮した空気やゴム弾なら可能なのかもしれない。アニメや映画の話のようだが、容疑者の風貌を見る限り、そうしたものに興味がある人物のような印象も受ける」

『ドラえもん』の道具に〝空気砲〟というものがあるが、それで心肺停止にまで陥るのか。

「衝撃で倒れ、頭などを打った可能性もある。胸も、赤く内出血していたから、強い衝撃は受けているだろう。ただ、それが〝弾〟だったかどうかは疑問が残る。圧縮した空気、もしくはゴム弾を発射したのであれば、あのパイプの太さも納得がいく」

安倍晋三元首相が運び込まれた奈良県立医大病院(C)週刊実話WEB

一刻も早い真相の究明が待たれる。

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